(株)トランスウエアは7月9日、新たに「Bcc強制変換機能」を搭載したメール誤送信防止製品の最新バージョン「Active! gate 1.1」の出荷開始を発表した。参考価格はスタンダードライセンス(企業向け)50ユーザが27万円~、アカデミックライセンス50ユーザが18万円~(いずれも税抜き)。
「Bcc強制変換機能」とは、宛先に大量の外部メールアドレスを指定した場合、強制的に「Bcc」に自動変換する機能。メール一斉配信などで宛先を「Bcc」ではなく、誤って「To」や「Cc」に指定することにより発生する個人情報漏洩事故を未然に防ぐことが可能となる。
また、一定サイズ以上の添付ファイルのみを自動的にZIP暗号化する機能、一定サイズ以上の添付ファイルのみを自動的にWebダウンロード変換する機能、社外と社内のメールの「時間差配信機能」の設定/変更をユーザごとに行えるといった新機能が実装されている。
「Active! gate」は従来からの「送信メールの一時保留」「添付ファイルの暗号化」「メール本文と添付ファイルの分離」「送信拒否機能」によるアプローチに「Bcc強制変換機能」を加えた5つのアプローチで送信者の「うっかりミス」をカバーし、メールや添付ファイル経由の情報漏洩を排除する。
Active! gateの機能
- 送信メールの一時保留
- 添付ファイルの暗号化
- メール本文と添付ファイルの分離
- 送信拒否機能
- Bcc強制変換機能
- ユーザによるポリシー設定が可能
- 社内ポリシーを設定し監査的な使い方も可能
- 保留メールの確認画面は自動スクロール
- 添付ファイルのプレビュー機能
- ZIP暗号化を2回実行
- 「Active! gate」製品概要
- URL:http://transware.co.jp/product/ag/
- (株)トランスウエア
- URL:http://www.transware.co.jp/