アドバンスソフトウェア、Excelでデザインできる帳票ツールVB-Report 7を9月10日に発売

アドバンスソフトウェア⁠株⁠は、.NET環境から使える帳票ツール「VB-Report 7」を9月10日に発売すると発表した。

「VB-Report」は、帳票のデザインツールとしてMicrosoft Excelを使用できる帳票生成支援コンポーネント。新発売の「VB-Report 7」ではExcel2007のxlsx形式用のコンポーネントと従来のxls形式用のコンポーネントが両方用意され、Excelで作成したデザインシートに対し、VB.NETやC#のプログラム上から値を流し込んで帳票を作成することができる。

実行環境にExcelがインストールされていなくても、帳票をプレビュー/印刷することができ、Excelがインストールされている環境では、Excel関数式や修飾機能を使ってより多彩な帳票を生成できる他、帳票結果をExcelファイルに保存することもできる。プログラム中からセル・列・行のコピー/削除/挿入等の操作ができるため、明細行が可変の帳票や、わずかにレイアウトが異なる帳票も簡単に出力することができる。

また「VB-Report 7」で新しく追加された「コードデザイナ」を使用することで、Excelから目的のセルをドラッグ & ドロップして差し込むデータや属性の設定をUI上で行うことができ、設定内容を元にソースコードを自動生成できる。さらに付属の「レポート作成ツール」と組み合わせると、ノンプログラミングで帳票を作成することも可能。専用のバーコードコンポーネントやWPF(Windows Presentation Foundation )用のビューアコントロールも付属する。

サーバアプリケーションでも使用できるよう同時に複数の処理要求にも対応し、PDF出力機能によりWeb帳票作成にも対応可能。

価格は、1開発ライセンス81,900円(本体価格78,000円⁠⁠、Web開発用のサーバーライセンスは210,000円(本体価格200,000円⁠⁠。

コードデザイナを使った帳票作成の流れ

帳票デザインのひな型となるExcelファイルを作成/用意
帳票デザインのひな型となるExcelファイルを作成/用意
デザインしたファイル名、シートを指定
デザインしたファイル名、シートを指定
Excelシートからコードデザイナによりコードの原型が自動生成され、GUIからの微調整も可能
Excelシートからコードデザイナによりコードの原型が自動生成され、GUIからの微調整も可能
データが差し込まれた帳票はすぐにプレビュー、印刷できる。コンポーネントとプレビューが分離されているので並列動作も可能。
データが差し込まれた帳票はすぐにプレビュー、印刷できる。コンポーネントとプレビューが分離されているので並列動作も可能。
動作環境(開発環境)
OSWindows 2000(SP4以上⁠⁠/XP(SP2以上⁠⁠/Vista(SP1以上)
Windows Server 2003(SP2以上⁠⁠/2003 R2(SP2以上⁠⁠/2008(SP1以上)
開発ツールVisual Studio 2005(SP1以上⁠⁠/2008
対応言語Visual Basic.NET、Visual C#
ハードディスク30Mバイト以上の空き領域
メモリ512Mバイト以上(推奨1Gバイト以上)
VB-Report 7製品情報
URL:http://www.adv.co.jp/products/product_VB-Report7.htm
アドバンスソフトウェア⁠株⁠
URL:http://www.adv.co.jp/

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