HDE、中小企業向けメールセキュリティアプライアンス「tapirus Mi1000」発表

⁠株⁠HDEは、ウィルスおよび迷惑メール対策機能を搭載したメールセキュリティアプライアンスサーバ「tapirus(タピルス)Mi1000」を10月26日に発売することを発表した。

tapirus Mi1000は機能をアンチウィルスと迷惑メール対策に絞り、小型で低価格を実現したアプライアンス製品。1/4Uサイズの筐体に、メールアプライアンスの多くで採用されるフリーのウィルスフィルタではなく、商用であるエフセキュア製のアンチウィルスエンジン、およびHDEの迷惑メール対策エンジンが搭載されており、ウィルス対策性能は折り紙付きだ。

価格は使用ユーザ数に関わりなく1台あたり498,000円、1年間のサポート更新料が189,000円と定額料金となっている。

また、小型ながら処理性能も高く、1,000ユーザ、50,000通/日のメール流量の組織までは対応可能とのこと。これを実現するために、同社の開発したサーバ仮想化管理ソフトウェア「Karesansui」の技術が応用され、同社製品と他社であるエフセキュア製品がバランスよく統合されている。

tapirus Mi1000のメールセキュリティアプライアンスとしての機能は以下の通り。

  • 迷惑メール対策機能
  • コンテンツフィルタリング
  • ウィルスメール対策機能
  • レポート機能

SMTP-AUTH、SSL/TLSやマルチドメインのメール処理、DNSラウンドロビンによる冗長化にも対応している。

tapirus Mi1000の主な仕様は以下の通り。

CPUIntel Atom 330(1.60GHz⁠
メモリ2Gバイト
HDD160Gバイト
ネットワーク100BASE-T×1
電源容量250W
本体寸法(ミリ)45(H)×200(W)×350(D⁠
付属品電源ケーブル、ラックマウント金具
製品価格(税込)498,000円
サポート価格(税込)1年間の定義ファイル/センドバック保守189,000円
3年間の定義ファイル/センドバック保守567,000円
5年間の定義ファイル/センドバック保守945,000円
tapirus Mi1000製品情報
URL:http://www.tapirus.jp/
⁠株⁠HDE
URL:http://www.hde.co.jp/

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