ネットエージェント、仮想プラットフォーム上で動作する「vPacketBlackHole」新発売

ネットエージェント⁠株⁠は10月28日、ネットワーク通信の記録、保全を行うアプライアンスサーバ「PacketBlackHole」の新ラインナップとして、仮想プラットフォーム上で動作する「vPacketBlackHole」を新たに発売することを発表した。

「vPacketBlackHole」とは、PacketBlackHoleの解析部を仮想環境にて運用する製品。取得専用機(アプライアンス型製品)+VM版解析機(仮想マシン:vPBH)という取得/解析分離構成を基本とし、ストレージ内へ取得/解析データを蓄積していく。

データ解析、取得は以下の手順で行われる。

  • ① 取得専用機によるパケットキャプチャ
    現在ラインナップしている2機種(PBH-NR1bC、PBH-SE2C)より取得専用機を選択可能。

  • ② 取得専用機から解析マシン(vPBH)へパケットファイルを転送
    ネットワーク経由でFTP送信

  • ③ 解析マシン(vPBH)上でパケット解析
    VMware ESX/ESXi4.0による仮想ネットワーク上に設置されたvPBHが、設定されたITリソースを使用してパケット解析

  • ④ 取得/解析済みのデータを保全
    仮想環境に紐付くストレージサーバ(FC、iSCSI、NAS 等)上に取得、解析データを保全する。

仮想環境をプラットフォームとすることにより、従来のアプライアンス型製品単体での運用と比較して取得機能の向上、リソースやストレージに対するスケーラビリティ、障害発生時の対応など、より柔軟な設定、対応が可能となっている。

vPacketBlackHole
URL:http://www.netagent.co.jp/vpbh_ol.html
ネットエージェント⁠株⁠
URL:http://www.netagent.co.jp/

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