Fringe81、バナー広告生成・配信プラットフォーム「iogous」発表

Fringe81株式会社(旧株式会社RSS広告社)は2010年5月24日、統計解析などの技術を組み合わせた独自のバナー広告生成・配信プラットフォームiogous(イオゴス)を発表した。

iogousについて説明をする、Fringe81代表取締役社長 田中弦氏。iogousという名称は、日本語の「すごい(sugoi⁠⁠」と最適化(Optimization)の頭文字の「O」を並べ替えたアナグラムを基にしているとのこと。
iogousについて説明をする、Fringe81代表取締役社長 田中弦氏。iogousという名称は、日本語の「すごい(sugoi)」と最適化(Optimization)の頭文字の「O」を並べ替えたアナグラムを基にしているとのこと。

独自の「クリエイティブ・オプティマイゼーション」技術を採用

iogousの大きな特徴は以下の3つ。

  • 数千個のバナー制作システム
  • 広告内容最適化アルゴリズム
  • 大規模広告配信システム

これら3つの特徴の基礎となるのが、同社が独自開発した「クリエイティブ・オプティマイゼーション(統計解析を用いたデザイン要素や文言の自動最適化⁠⁠」技術。この技術は、バナー広告のデザイン要素やキャッチコピーといったコンテンツそれぞれを、1つのデータとして蓄積し、解析・学習を行うもの。これにより、どのバナーがどういう効果が出るのかという、効果測定が実施しやすくなり、バナー広告の出稿および管理を効率化し、広告主およびメディア企業の利益改善を実現できる。

メディアに最適なバナー広告を自動生成

iogousを使うことにより、キャッチコピーや文字色、ビジュアル、背景色などを自動で組み合わせて数千~数万種類のバナー広告を生成できる。これら1つ1つのバナークリエイティブを配信しながら、CTRなど実数値が高くなった最適なクリエイティブを優先的に配信する自動化システムを搭載している。

料金体系は、6月~9月までの3ヵ月間「iogous for advertiser」というキャンペーン価格が用意されており、1クライアント・1キャンペーンを対象に、月額20万円~⁠バナー制作および納品(CTR上位30個提出⁠⁠、広告運用代行費用、Imp/CTRの日別レポート作成費用を含む)となっている。

その他、詳細についてはiogousのサイトを参照。

おすすめ記事

記事・ニュース一覧