エクセルソフト、暗号2010年問題対応サーバ向け圧縮/暗号ソフト発売

エクセルソフト⁠株⁠は8月19日、暗号2010年問題に対応したPKWARE社のUNIX、LinuxおよびWindowsサーバ向けセキュリティソフト「SecureZIP for Windows Server v12.5」とデータ圧縮・解凍ソフト「PKZIP for Windows Server v12.5」を日本国内で発売した。

SecureZIPはデータ圧縮のZIP標準にデータセキュリティの機能を付加したセキュア・データコンテナを作成する。データに対する圧縮、アーカイブ、暗号化、認証を1本で実現するデータセキュリティソリューション。SecureZIPの暗号化機能はFIPS 140-2に準拠したAESなどの強度な暗号化アルゴリズム、SHA-2ハッシュアルゴリズムを採用し、PCI DSSなどのコンプライアンスにも対応可能。

PKZIP for Serverは、強力なコマンドラインインターフェースを提供し、サーバ上でバックアップのスケジュール化、ファイルの圧縮・解凍処理、SecureZIPで暗号化したファイルの復号処理などをスクリプト化し自動化でき、既存のアプリケーションに容易に組み込むこともできる。Enterprise版ではFTPとSMTP統合機能、自己解凍(SFX)ファイルの作成機能を提供する。

SecureZIP for Serverは、PKZIP for Serverの機能に暗号化機能を加え、サーバ上のデータだけでなくバックアップ ファイルと転送ファイルを保護する。シンプルなZIP標準で、サーバ管理者にとって容易な導入、運用、保守が実現できる。

新バージョンv12.5では、暗号2010年問題に対応するためにFIPSモードを変更した。

価格は要問い合わせ(CPUライセンスで、サーバに搭載される合計CPU数で価格が決まる⁠⁠。 SecureZIP/PKZIP for Serverの特別価格キャンペーンを9月30日まで開催中。

動作環境は以下の通り。

  • Windows 7(x86、x64)
  • Windows Vista(x86、x64)
  • Windows XP Professional SP2(x86、x64)
  • Windows 2000 Server SP4
  • Windows Server 2003(x86、x64)
  • Windows Server 2008(x86、x64)
  • IE 6.0またはそれ以降
  • Solaris 8またはそれ以降(UltraSparcのみ)
  • HP-UX 11i V1またはそれ以降(PA-RISC)
  • HP-UX 11i V2またはそれ以降(Itanium)
  • IBM-AIX 5.2またはそれ以降
  • Linuxカーネル2.6またはそれ以降
    ⁠RedHat Enterprise Linux 4またはそれ以降、SuSE Enterprise Linux 9またはそれ以降)
SecureZIP/PKZIP
URL:http://www.xlsoft.com/jp/products/pkzip/index.html
エクセルソフト⁠株⁠
URL:http://www.xlsoft.com/jp

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