グレープシティ、WPF向け入力支援コンポーネント「InputMan for WPF」発売

グレープシティ⁠株⁠は、Windows Presentation Foundation(WPF)に対応した入力支援コンポーネント「InputMan for WPF 1.0J(インプットマン⁠⁠」を4月11日に発売することを発表した。

InputMan for WPF 1.0Jは、Windowsフォーム用コンポーネントInputManをWPFに対応させたもので,WPFアプリケーションに多彩な入力支援機能を提供するコントロールセット。テキスト、マスク(定型書式⁠⁠、日付、数値、カレンダー、電卓、検証インジケータの7種類のコントロールと、IME 制御コンポーネント、書式コンバーターが用意されている。機能や使い勝手はWindowsフォーム用InputManを踏襲しながら、設計や構造はWPFに最適化されている。日付の和暦対応、郵便番号などの定型書式、IME制御、特定文字種のみの入力などの機能がそろっており、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字と多くの文字種で構成される日本語でのデータ入力を支援する。

WPF版の特長として、標準コントロールなどでInputManの書式表示を活用できる書式コンバーターや、外観設定用のテーマテンプレートといったWPFならではの機能も搭載。WindowsフォームからWPFへのシステム移行時にハードルとなる、新技術の学習にかかるコストも低減する。

さらに、InputMan for WPFは販売中のSilverlight向け入力コンポーネント「InputMan for Silverlight 1.0J」と共通のオブジェクト構造を採用。コントロールのテンプレートやインターフェースにおいて高い互換性を維持している。XAMLやコードビハインドなどを両プラットフォーム間で最大限に利用したハイブリッド開発も可能。

標準のデータグリッドに日付コントロールを組み合わせ、ドロップダウンカレンダーを表示することも可能
標準のデータグリッドに日付コントロールを組み合わせ、ドロップダウンカレンダーを表示することも可能

1開発ライセンスあたりの税込み価格は、パッケージ版が126,000円、ダウンロード版が113,400円。なお、発売に先行し3月下旬にすべての機能を試用できるトライアル版を公開予定。

動作環境は以下の通り。

開発環境
開発ツールVisual Studio 2010
デザインツールExpression Blend 4(必須ではない)
開発言語Visual Basic、C#
運用環境フレームワーク.NET Framework 4/4 Client Profile
OSWindows XP/Vista/7/Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2
InputMan for WPF 1.0J
URL:http://www.grapecity.com/japan/InputManWPF/
グレープシティ⁠株⁠
URL:http://www.grapecity.com

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