アドバンスソフトウェア、Excelファイル生成コンポーネントの新バージョン「ExcelCreator 2012」発売

アドバンスソフトウェア⁠株⁠は、Windows上のプログラムでExcelファイルを生成するプログラミングコンポーネントExcelCreatorの最新版「ExcelCreator 2012」を10月5日に発売する。

「ExcelCreator 2012」は、Visual Basic .NET、Visual C#、ASP.NET等のプログラム上でExcelファイルを簡単に作成することができるコンポーネントを提供する。実行環境にExcelは不要で、プログラム上で新規にExcelファイルを作成し、セルに対してデータ、Excel関数や計算式、セル書式、オートシェイプ等の設定ができる他、あらかじめ罫線やグラフが設定されたExcelシートに対し、プログラム上からセルに値を設定するだけで、簡単にグラフ付きの集計表などを作成できる。

同製品は、Excelのファイル形式(xls/xlsx⁠⁠、および動作環境(.NET/ActiveX)の違いによる4種類のコンポーネントから成る。

ExcelCreator 2012の構成
製品名対応ファイル形式動作環境
ExcelCreator 8.0 for .NETxlsx.NET
ExcelCreator 5.0 for .NETxls.NET
ExcelCreator Ver3.6xlsxActiveX
ExcelCreator Ver3.0xlsActiveX

上記のうちバージョンアップされたのは.NET版xlsx形式対応の「ExcelCreator 8.0 for .NET⁠⁠。100%マネージドコード(.NET Frameworkのサンドボックス上で動く)で実装したコンポーネントで、プラットフォームに異存しないアプリケーション開発ができるようになり、前バージョン「ExcelCreaotr 6.0 for .NET」と比べてメモリ消費量を小さく抑えることができ、Excelファイル生成速度が向上した。

また、新機能として「コードデザイナ」が追加された。複数のセルに書式やデータを設定する場合、Excelから目的のセルを直接コードデザイナ上へドラッグ&ドロップし、展開したそれぞれのセルに対して必要なデータや表示形式、罫線、背景色等を設定してソースコードを自動生成することができる。

コードデザイナの画面
コードデザイナの画面

価格は1クライアント開発ライセンス63,000円(税込み⁠⁠。Windowsのクライアントアプリケーションを開発し運用する場合はライセンス料は必要ないが、Webサーバアプリケーションを開発、運用する場合は別途サーバライセンスが必要となる。また、旧バージョン「ExcelCreator 2007」ユーザは、2012年1月31日までならxlsx形式対応版の最新バージョン「ExcelCreator 8.0 for .NET」⁠ダウンロード版)に無償バージョンアップすることができる。

ExcelCreator 2012 製品情報
URL:http://www.adv.co.jp/product/product_excelcreator2012.htm
アドバンスソフトウェア⁠株⁠
URL:http://www.adv.co.jp/

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