日本クエスト・ソフトウェア(株)は2月17日、CDP(Continuous Data Protection:継続的データ保護)ソフトウェアNetVault FastRecover 4.5をリリースした。
4.5ではGUIが日本語化されたほか、データ保護対象のアプリケーションとして、従来のWindowsファイルサーバ、Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Serverに加え、新たにOracleデータベースサーバのデータ保護にも対応。Oracleデータベースのスナップショットをリアルタイムに取得しデータ保護を行うことができる。
データ破損や損失が起こった場合は、Quest社の特許取得済みのVirtual On-Demand Recoveryテクノロジーを使用して、データのリストアを開始後30秒でOracleアプリケーションデータにアクセスすることが可能となる。またNVFR製品に組み込まれたレプリケーション機能を使って、WAN経由、NVFR Serverから別のNVFR Serverへ、NVFRで保護したOracleデータを複製することが可能。
上記の機能はOracleの他、Windowsファイルサーバ、Microsoft Exchange Server、Microsoft SQL Serverでも利用できる。
出荷開始は2012年3月の予定。価格は最小構成で48万円~(初年度保守費用込み、消費税抜き)。45日間無償で試用できる評価版のダウンロードが2012年3月より開始予定。
- NetVault FastRecover 評価版ダウンロード
- URL:http://www.bakbone.co.jp/products/downloads_nvfr.html
- 日本クエスト・ソフトウェア(株)
- URL:http://jp.quest.com