SRA OSS、PostgreSQLの10年サポートを開始

4月17日、SRA OSS, Inc.日本支社は、OSSデータベースPostgreSQLの10年サポート開始を発表した。

PostgreSQLは、LinuxなどUNIX互換システムなど上で動くオープンソースのRDBMSとしてよく知られた存在。とくに日本では、ユーザコミュニティの発展により世界的に比較しても利用率が高い。最近ではよりミッション・クリティカルなシステムでの採用も進んでいる。

SRA OSSでは、1999年に日本で初めてPostgreSQLの商用サポートを開始し、これまで約2,000契約のサポートを行ってきた。その中で、PostgreSQLがより重要なシステムで利用され、長期間のサポートを望む声が高まってきたことを受け、また、同社の長年の経験から10年サポートの実施が可能と判断し、PostgreSQLのコミュニティのリリースから 10年間のサポートを行うことになったという。

PostgreSQLの10年サポートは、以下の3つのサポート期間に分けて実施される。

FULL SUPPORT(~5年目まで)
PostgreSQL開発コミュニティ(PostgreSQL Global Development Group)が発表しているメンテナンス期間である5年間において、不具合発見時のコミュニティへのバグ報告、パッチ提供(ベストエフォートおよび入手はコミュニティから)を実施。
CONTINUOUS SUPPORT(6~7年目)
FULL SUPPORT終了後2年間。不具合発生時は回避策の提示および個別見積でのパッチ提供を実施。価格はFULL SUPPORT金額を据え置き。
EXTENDED SUPPORT(8~10年目)
CONTINUOUS SUPPORT 終了後3年間、CONTINUOUS SUPPORTと同レベルのサービスを提供。価格はFULL SUPPORTの20%増となる。
PostgreSQL/PowerGres サポート&保守サービス
URL:http://www.sraoss.co.jp/prod_serv/support/pgsql-mainte.php
SRA OSS
URL:http://www.sraoss.co.jp/

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