計測エンジアリングシステム(株)は、米COMSOL,Inc.製の物理シミュレーション、モデリングなどをビジュアルに行えるツール「COMSOL Multiphysics バージョン4,3」の販売を7月中旬から発売する。
COMSOL Multiphysicsは有限要素法のシミュレーションソフトで、構造力学、電気、電波、光、音、熱、流体、化学反応、プラズマ、地盤等の各種物理現象をシミュレーションし、結果を数値やグラフにするだけでなく、3DCGのカラーアニメーションとして動画ファイル化できる。
対象となる物の形状と、適用する各種物理現象の初期値や境界値、時間的変化の式等を入力すると、自動的にメッシュを割り当てて計算するので、たとえば燃料電池のような物理現象が複合しているうえに、実機では内部の観察が難しい装置の内部での熱や化学反応等を、容易に必要な範囲だけ抽出して視覚化可能。
販売価格は初年度150万円~(税別)。
- 計測エンジアリングシステム
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