グレープシティ、表計算コンポーネントSPREADのWPF対応版を12月に発売─Windowsフォーム版とのセットも

グレープシティ⁠株⁠は、WPF対応の表計算グリッドコンポーネント「SPREAD for WPF 1.0J⁠⁠、およびWindowsフォームとWPF対応コンポーネントをセットにした「SPREAD Desktop Pack 2013J⁠⁠、⁠InputMan Desktop Pack 2013J」の3製品を12月5日に発売する。

SPREADはデータグリッドコンポーネントと表計算シートという2つの要素を備えた製品として利用されてきた。⁠セル」を最小単位としたレイアウトと計算処理などが大きな特徴。⁠SPREAD for WPF 1.0J」はこの特徴を継承し、1レコード複数行レイアウト、複数行ヘッダ、セルのマージなどをコーディングすることなく実現できるデータグリッドコントロール。Windows 8、Windows Server 2012、Visual Studio 2012等の最新環境やタッチデバイス上での基本操作にも対応している。

SPREAD for WPFは1レコード複数行レイアウトや複数行ヘッダ、さまざまな罫線も描画でき、自由なレイアウトで表を構成できる。はExcel互換のセル参照や組み込み関数にも対応
SPREAD for WPFは1レコード複数行レイアウトや複数行ヘッダ、さまざまな罫線も描画でき、自由なレイアウトで表を構成できる。はExcel互換のセル参照や組み込み関数にも対応
コーディングなしで複雑なグリッド画面を作成できるGUI設計ツール「SPREADデザイナ」を提供。SPREADデザイナ自体もSPREAD for WPFで開発されている
コーディングなしで複雑なグリッド画面を作成できるGUI設計ツール「SPREADデザイナ」を提供。SPREADデザイナ自体もSPREAD for WPFで開発されている

WPF(Windows Presentation Foundation)は.NET Framework 3.0以降に含まれるWindows用のUIサブシステム。その前身であるWindowsフォームは現在も業務アプリ開発の主流フレームワークとして浸透しており、WPFの普及はいまひとつ進んでいないものの、そのリッチなUI機能とインタラクティブ性はWindows 8以降ますます重要となる。

このため、同社ではWPF用コンポーネントの特長を活かした新機能を盛り込んだデータグリッド「SPREAD for WPF 1.0J」を発売することとなった。さらにWindowsフォームとWPFの双方でアプリケーション開発を行い、WPFへの移行をより支援できるよう、両フレームワークのコンポーネントをセットにしてコストを抑えた製品Desktop Packシリーズをラインナップする。同シリーズとしてデータグリッドのセット「SPREAD Desktop Pack 2013J」と入力支援コンポーネントのセット「InputMan Desktop Pack 2013J」の2製品を発売する。どちらも単品で購入する場合から40%以上割引の価格となる。

各製品の1開発ライセンスの価格(税込)は以下の通り。

製品名1開発ライセンス価格内容
SPREAD for WPF 1.0J168,000円WPF向け表計算データグリッド
SPREAD Desktop Pack 2013J189,000円Windowsフォーム用/WPF用SPREADのセット
InputMan Desktop Pack 2013J147,000円Windows フォーム用/WPF用InputManのセット
SPREAD for WPF 1.0J
URL:http://www.grapecity.com/tools/products/spreadwpf1
SPREAD Desktop Pack 2013J
URL:http://www.grapecity.com/tools/products/spreaddesktoppack2013
InputMan Desktop Pack 2013J
URL:http://www.grapecity.com/tools/products/inputmandesktoppack2013
グレープシティ⁠株⁠
URL:http://www.grapecity.com/

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