グレープシティ(株)は、Windowsフォームの開発手法のままWebアプリを開発することができるフレームワーク「Visual WebGui Pro Studio Web&Mobile 7.0J」(以下、Visual WebGui)を、2013年6月26日(水)に発売すると発表した。Visual WebGuiはイスラエルのGizmox社が開発したWebアプリケーションフレームワーク。
Visual WebGuiは従来の.NETベースの開発手法で、クロスWebブラウザに対応するHTML5 Webアプリ開発を可能にするVisual Studioのプラグイン。
各種コントロールはAPIレベルでWindowsフォームとほぼ同じ構造をしている。外観の設定とコーディングはWindowsフォームと同様に行える。HTMLやCSSの知識は必要ない。コーディングもイベントハンドラにVisual BasicやC#で処理を記述する。JavaScriptの知識は必要ない。
実行時はASP.NETアプリケーションとして動作する。Visual WebGuiアプリケーションはIIS上で.NET Frameworkのランタイムによって実行される。
Visual WebGuiはクライアントサイドで画面UIの生成を行う。初回にWebブラウザに送られる「Visual WebGuiカーネル」と呼ばれるJavaScriptで作成された仮想化エンジンにより実現している。そのためSilverlightやFlashのようなプラグインをWebブラウザにインストールする必要はない。
1開発ライセンス価格は14万7,000円、開発したアプリケーションを運用する配布ライセンスは15万7,500円から。
- グレープシティ(株)
- URL:http://www.grapecity.com/