デル・ソフトウェア(株)は2013年5月23日(木)、データレプリケーションソフトウェアのSharePlex 8.0を発表した。
本製品は、チェンジデータキャプチャ(CDC)を使用して、SQL Server、DB2、Sybase、Netezza、Teradataなどの構造化データベースのほか、HadoopやGreenplumなどの非構造化データベースを含む、その他のデータベースにOracleのデータを複製できる。
本製品では、従来のデータ抽出をCDCに置き換える。CDCでは、データソース内で変更のあったデータのみが転送され、データ集約プロセスのコンポーネントに読み込まれる。CDCは低いオーバーヘッドに加え、監査やコンプライアンスに関して対処する。また、最新かつ最適なデータのみを分析する。
本製品はTransparent Data Encryption(TDE)や、Exadataプラットフォーム上でOracleのデータ圧縮を拡張するHybrid Columnar Compression(HCC)など、Oracleのセキュリティ機能を新たにサポートした。企業は、TDEによって機密データを暗号化して保護することができる。HCCは、企業がより多くのデータを高速ディスクに保存して記憶領域と性能を最大化できるようにする。
SharePlex 8.0の標準価格は、Oracle Standard Edition用ライセンスの最小構成で1,350,000円~(初年度保守費用込み、消費税抜き)。移行専用の期間ライセンスも提供している。出荷開始は、2013年7月を予定している。
- デル・ソフトウェア(株)
- URL:http://www.questsoftware.jp/