Linux Foundation、「Enterprise User's Meeting 2013」講演プログラム発表、参加登録開始

The Linux Foundationは2013年11月5日(火⁠⁠、国内外のユーザ企業向け技術カンファレンス「Enterprise User's Meeting 2013」⁠略称:EUM 2013)のプログラムを発表し、参加登録を開始した。同カンファレンスは2013年12月11日(水⁠⁠、横浜赤レンガ倉庫において開催される。

今回初めて発表者の公募を行ったことで、より多くの日本の講演者が集まった。

基調講演ではThe Linux FoundationのエグゼクティブディレクタであるJim Zemlin氏が昨今のビジネスシーンにおけるOSSの影響に関して紹介するほか、Black Duck SoftwareのCEOであるTim Yeaton氏が「ソーシャル・クリエイティビティ」という新たな視点からOSSの社会的影響に関して紹介する。

日本のLinux/OSS先進企業によるベストプラクティスとして、富士通と東京証券取引所が共同セッションで日本流のユーザ・ベンダ・コミュニ ティの協業スタイルに関して講演するほか、楽天やビットアイルの技術担当者が、それぞれの企業の視点でOSS・コミュニティの価値について講演する。

OSSプロジェクトを活用した市場開拓として、2013年12月上旬に最初のリリースが予定されているOpenDaylightプロジェクトの取り組みについてNECが講演するほか、大和総研によるミャンマーの証券市場のIT化支援をはじめとするOSS適用事例と共に、効率化の追求と技術・ノウハウの共有推進を目的としたセッションを行う。

Linux Stable Kernelおよび産業向けLTSI LinuxカーネルのメンテナーであるGreg Kroah-Hartman氏が、ユーザ企業にはあまり詳しく知られていないLinuxカーネルコミュニティの仕組みについて、また世界中の企業がどのような意図を持って参加しているかについて講演する。

すべての講演はUstreamでライブ配信する予定。

Enterprise User's Meeting 2013
開催日2013年12月11日(水)
会場横浜赤レンガ倉庫
Webサイトhttp://events.linuxfoundation.jp/events/enterprise-users-meeting-japan
参加登録2013年11月5日(火)よりWebサイトにおいて受付開始
参加費無料(Webサイトにて参加登録が必要)
講演プログラムhttp://events.linuxfoundation.jp/events/enterprise-users-meeting-japan/program/schedule
The Linux Foundation
URL:http://www.linuxfoundation.jp/

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