「U-22プログラミング・コンテスト」を主催するU-22プログラミング・コンテスト実行委員会は、2018年度プログラミング・コンテストの応募要領を公開するとともに、2018年版公式Webサイトを4月2日にオープンした。
「U-22プログラミング・コンテスト」は国内の優れたIT人材の発掘・育成を目的として、1980年から経済産業省主催で開催されていた。2014年の民間移行後は、ITを中心とする協賛企業に支えられ、開催が続いている。審査は技術面や完成度など、多面的に評価、IPA未踏事業をはじめとする複数事業とも連携している。
2018年は、2017年に新設された小学生部門に代わり、小中学生を対象とした「全国小中学生プログラミング大会(JJPC)」と連携、それぞれのコンテストの特徴を生かした施策を検討するなど、さらなる発展を目指す。
「U-22プログラミング・コンテスト」の開催概要は以下の通り。
- 参加資格
- 22歳以下(1996年4月2日生まれ以降)のかた。
- ※チーム参加の場合、メンバーの参加資格は原則上記の通り。同じ学校に所属する学生であれば、23歳以上(1996年4月1日生まれ以前)のメンバーも参加可能とするが、チームの半数以上が22歳以下で構成され、かつチームの代表者は22歳以下であることが要件。
- 募集内容
- 未発表または2017年9月1日以降に発表したオリジナル作品。
- ※作品の受賞歴や発表してから更新履歴がある場合は、審査の参考とされる。Webサービス、モバイルアプリケーション等、作品の形態は問われない。
- 応募方法
- 公式Webサイトを参照。
開催スケジュール(予定)は以下の通り。
4月2日(月) | 応募要領発表/2018年版公式Webサイト開設 |
7月1日(日) ~9月5日(水) | 応募受付期間 |
10月21日(日) | 最終審査会・特別講演・各賞発表 |
10月22日(月) | 経済産業大臣賞・商務情報政策局長表彰式 |
U-22プログラミング・コンテスト2018実行委員会(敬称略)
委員長 | 青野 慶久 (サイボウズ株式会社 代表取締役社長) |
委員 | 中村 克也 (株式会社Cygames 技術本部副本部長) |
植山 浩介 (SATORI株式会社 代表取締役) |
荻原 紀男 (株式会社豆蔵ホールディングス 代表取締役社長) |
武井 千雅子 (株式会社フォーラムエイト 代表取締役副社長) |
田中 邦裕 (さくらインターネット株式会社 代表取締役社長) |
田中 啓一 (日本事務器株式会社 代表取締役社長) |
水谷 学 (ピー・シー・エー株式会社 代表取締役社長) |
和田 成史 (株式会社オービックビジネスコンサルタント 代表取締役社長) |
U-22プログラミング・コンテスト2018審査委員会(敬称略)
委員長 | 筧 捷彦 (早稲田大学 名誉教授、特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会 理事長、公益財団法人情報科学国際交流財団 理事長) |
委員 | 新井 誠 (東京電機大学・東洋大学・日本工業大学 非常勤講師) |
池上 弘志 (SATORI株式会社 技術開発部 部長) |
石戸 奈々子 (NPO法人CANVAS理事長・慶應義塾大学 准教授) |
岩谷 徹 (東京工芸大学芸術学部ゲーム学科 教授) |
江草 陽太 (さくらインターネット株式会社 執行役員) |
齊藤 康幸 (一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会CEDEC運営委員会 副委員長、株式会社ヘキサドライブ 取締役/東京支社長) |
酒井 康晴 (サイボウズ株式会社 グローバル開発本部 コネクト支援部) |
シブサワ コウ (ゲームクリエイター) |
竹迫 良範 (高知工業高等専門学校 客員准教授) |
夏野 剛 (慶応義塾大学政策・メディア研究科 特別招聘教授) |
藤井 彰人 (独立行政法人情報処理推進機構(IPA)未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャー) |
まつもとゆきひろ (一般財団法人 Rubyアソシエーション代表理事・理事長) |
宮本 久仁男 (セキュリティ・キャンプ企画・実行委員長、株式会社NTTデータ システム技術本部 セキュリティ技術部 情報セキュリティ推進室) |
両角 博之 (株式会社オープンストリーム システムインテグレーション事業部 技術統括) |
- 「U-22プログラミング・コンテスト2018」公式Webサイト
- URL:http://www.u22procon.com/