速報! 2009 JavaOne Conference

2009 JavaOne Conference開幕!―Scott McNealyとLarry Ellisonが並んで登壇

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McNealy,そしてEllison,両巨頭が同じ壇上に

楽しいひとときが過ぎた後,Gosling,Melissions両名は降壇し,McNealy氏が一人残りました。そして,これまでのSunに振り返り,ついに,今回のJavaOneで動向が注目されていた話題の人,Oracle CEOのLarry Ellison氏をゲストとしてステージに呼び上げたのです。 拍手とともに登壇したEllison氏ですが,会場からは「どういう発表があるのだろう?」という雰囲気が伝わってきました。

写真13 Larry Ellison氏とScott McNealy氏。これまでJavaOneにはスポンサーとして登場することが多かっただけに,こういう登場は珍しい光景です

写真13 Larry Ellison氏とScott McNealy氏。これまでJavaOneにはスポンサーとして登場することが多かっただけに,こういう登場は珍しい光景です

「先日の買収合意により,さまざまな話題や噂が上がっています。しかし,OracleにとってJavaは大切な技術であり,重要なものの1つです。データベースを含め,これからも協力的にしていきたい。そして,今日発表があったJavaFXはとても素晴らしいと思います」と,Java,そしてSunに対して好意的なコメントから始まりました。

JavaOne開催は継続へ,そして

一方,McNealy氏は「BEAみたいにならない?」という彼なりのジョークとも本気とも取れる問いかけをしつつ,⁠伝統的なもの,たとえばJavaOneは?」という,会場全員が最も気になる点について質問をすると「James(Gosling氏)の仕事を含め,すべて素晴らしいものばかり。これからもJavaを拡張していきたいです。JavaOneも続けます」と,Ellison氏自らJavaOne継続宣言を行い,会場のボルテージは最高潮に達しました。

写真14 用意されていた友好の旗を2人で持ったEllison氏とMcNealy氏

写真14 用意されていた友好の旗を2人で持ったEllison氏とMcNealy氏

※その後確認をしたところ,Ellison氏はJavaOneではなく「Javaのイベント」を継続するという発言をしていました。

さらに「今,デバイス上で動いているJavaはとてもエキサイティング。注目しています」というメッセージで,Ellison氏は降壇しました。 最後に,McNealy氏は「これからも世界は変わっていく。私たちも世界を変えることを続けていく」という力強いメッセージで締めました。 降壇する際には,会場からは拍手喝采,スタンディングオベーションで迎えられ,Sun,JavaOneへの期待を感じることができた基調講演となりました。

写真15 スタンディングオベーションで迎えられたMcNealy氏(中央の後ろ姿)

写真15 スタンディングオベーションで迎えられたMcNealy氏(中央の後ろ姿)

以上で,初日の基調講演は終了しました。Ellison,McNealy両名が登場したことが最もインパクトがありましたが,他にも各種技術の発表など,非常に盛りだくさんの内容でした。一方で,昨日のCommunityOneであれほど聞こえてきた「Cloud」というキーワードは,ほとんど登場しなかったのが印象的です。JavaOneは⁠Java⁠のためのイベントということをアピールしているのかもしれません。 さて,そのJavaOneについてですが,実際のところ,Ellison氏から継続は約束されたものの,次回開催日や開催場所についてはまったく触れられていなかったため,同じスタイルでの開催については未定とも言える状況です。しかし,14回目のJavaOne,初日の基調講演は,これからの技術としてのJavaの進化,JavaOneの未来が良い方向へ進んでいくと感じられる内容で幕を閉じました。