「perl-casual特別企画 PMグループディスカッション」
perl-casual特別企画と冠したセッションの第2弾は、
各pm紹介タイム
まずは各PMの代表者より自己紹介タイムとなりました。
- Hokkaido.
pm - onagataniさん - 北海道帯広市在住。Perl歴5年。Movable Typeで仕事している
- 設立:2010/
4 - PMは本来市町村単位ぐらいで作るのが適切なのに、Hokkaido.
pmって広すぎではといわれ、なかなか審査が通らなかった。でも全土でやると広すぎて人が集まらないので、牧さんになんとか説得してもらった - JPAへのお願い。講師派遣や初心者向け資料の提供
- Yokohama.
pm - clouderさん - 世田谷在住
(設立時に横浜に住んでいた) - 日本で7つめのpm
- 横浜を中心に活動しているPerl Mongersがゆっくり参加できるPMが欲しい。
- Shibuya.
pmよりも初心者がトークで参加しやすいPMが欲しい - すべて開催後に交流会がある。参加率が90%以上と高い
- 勉強会以外
(忘年会など) も開催したい
- 世田谷在住
- 名古屋でperlをゆるく語る会 - issmさん
- 会場への質問。名古屋からこられている方3名程度
- 名古屋では他の言語の勉強会はあるが、perlがない。
- 名古屋と近辺の融資で食事しながらPerlについてかたる・
・ ・ という名目の飲み会 - 毎回10名前後のあつまり
- @yuruperl
- Nagoya.
pmとして申請中
- Kansai.
pm - lapis25さん - 兵庫県在住。普段perlはやってない。
- 設立:2000年3月
- リーダーがいない。メンバ融資による運営
- 年1〜2回のペースでミーティング。広域なのでほぼ土日開催
- 勉強会だけではなく、新年会、忘年会、ぼたん鍋ツアーなど様々な企画を実施している
- Fukuoka.
pm - debilityさん - 2007/
11設立 - 頻繁に定例会のように開催している
- 技術的なプレゼン、飲み会#1〜#4。ビール瓶で乾杯
- 設立者の杉山さんありがとうございます
- 2007/
- 岡山.pm/都会.pm - canadieさん
- 2009/
11から - しばらく一人だった。参加人数は8名
- 問題点。人が集まらない。人が集まらないので問題点がでない。問題点すら出ないのが問題
- 人を増やすいいアイデアを募集しています
- 2009/
続いて質問テーマについてそれぞれディスカッションとなりました。
議題1) 地方だからできること、できないこと
まずは地方PMだからできること、出来ないことという内容でディスカッションされました。
Fukuoka.
議題2) 私、実は今悩んでいます 〜地方PMからのホンネ〜
続いて各PMの悩みについてです。
Nagoya.
Okayama.
Kansai.
またNagoya.
議題3) ちょっと教えて!気になる他PMへ質問
三つめの議題は各PM代表者から募った質問をぶつけるコーナーとなりました。
- Q.開催する会場の探し方。有料無料、選定基準、開催曜日
Hokkaido.
- Q.他コミュニティとの面白い試みなどはありますか?
Hokkaido.
- Q.メンバーの平均年齢と男女比
Hokkaido.
- Q.上級者・
初級者がいる中でのトークのレベルなど、運営の仕方について工夫していますか?
Yokohama.
議題4) 今後の豊富
最後に今後の豊富について各PM代表より一言ずつ述べられました。
- Hokkaido.
pm onagataniさん 「スタッフのかたが増えてこないと運営が回らないことがわかった。今後は初診者にやさしい勉強会を拓いていきたい」 - Yokohama.
pm clouderさん 「トーク以外のことも実施していきたい。最近開催数がへってきているので活発化したい」 - Nagoya issmさん 「力まずにゆるく進めたいと思います」
- Kansai lapis25さん 「いままでどおりゆっくり進めたい。初心者にむけては、Rubyとかのロールモデルが周りにあるので、これから検討していきたい」
- Okayama canadieさん 「まずは参加者10人目指したい。フリーディスカッションや、初心者と上級者が教えあうという場をつくっていきたい」
- Fukuoka debilityさん 「これからも周りとの交流をもっとやっていきたい」
xaicronさん「let's database testing!!」
xaicronさんのトークは,
まず,
また,
最後に,
Dan Kogaiさん「use LLEval;」
言わずと知れたDanさんによる,
トークはiPadで行われましたが,
他,
横山 彰子さん「perl-casual特別企画 Perlをするとこんないいことあったよスペシャル」
ファミコン、スーファミが大好きと語る横山 彰子さん。perl-casual特別企画の第3弾は
横山さんはこれまで何度もPerlコミュニティで発表をされていて、ご自身でもSmiley Hackathon、webrick cafeというイベントを主催されているそうです。現在はフリーランスのエンジニアとして、AnyEventやCoroを使ってクローラを開発されていたりするとのことです。
独立してから心がけていることとして、自分を責めすぎないことや、悪い意見も含めて人の意見を聞くことなどを挙げられていましたが、特に印象にのこったのはアウトプットの重要性で、とにかくブログを書いてイベントで発表してアウトプットを続けましょうということを仰られていました。そういった思想がイベントの主催や各種コミュニティでの発表といった積極的な活動姿勢を裏付けていると感じました。
今後の目標として、CPANモジュールを書きたいと宣言されていました。最後にPerlによって尊敬でいる人たちと関われるようになりPerl最高と締めくくられていました。
Toru Yamaguchiさん「Inside Mobage Platform」
DeNAのYamaguchiさんは,
まず最初に,
その後,
最後に,
Yusuke Wadaさん「perl-casual特別企画 NoSQLで作るTwitter解析サービス」
perl-casual特別企画の第4弾は、Perl Casual主催者のYusuke Wadaさんにより、
まずはシステムの基本構成についてです。クロール&表示型サービスは、RSSや検索の結果といった情報元となるリソースと、それらの情報を収集してくるクローラ、情報を格納するデータベース、集めた情報を表示するWEBアプリケーションといった要素で構成されます。
続いてTwibの変遷について発表されました。最初にリリースしたのは2009年8月で当時は3万tweet/
運用環境は自宅サーバで、アプリケーションサーバ1台、DBサーバ2台、データの解析などを行うWokerサーバといった構成となっているそうです。他のサービスと共有しているためすべてのリソースを使いきれるわけではないとのことでした。
そして実践的な内容へと続きます。まずはTwitter解析サービスのポイントとして、更新が非常に速くデータ量も多いので、とにかく早くどこかへ格納して、解析する際は非同期で処理をするのが重要と述べられていました。また全ての情報を蓄積するとすぐに一杯になってしまうため、情報のプライオリティを決めて切り捨てることも必要とのことです。非同期で解析処理をするためにジョブキューサーバのGearmanを利用されているそうで、60個のworkerプロセスが起動しているそうです。バックエンド処理として信頼性は多少犠牲にしても許容される場合で、速度を重視したい時はGearmanがよいと述べられていました。またリンク先の情報を取得する手段として、HTML::LDRFullFeedとHTML::ExtractContentを併用して精度を上げている点や、画像の抽出にContent-TypeとContent-Lengthを見て一定サイズ以上であれば特徴的な画像と判断するといった実践的な工夫を紹介されていました。
最後にまとめとして、Twitter連携サービスはtweetを早く集めること、情報量が膨大になるのでプライオリティを決めて切り捨てること、ボトルネックはDBとジョブキューになるのでそこを高速化する工夫をすることを挙げられていました。
sugyanさん「perl-casual特別企画 とある自社サービスの運用事例」
perl-casual特別企画のとりを飾ったのは、面白法人カヤックで活躍されているsugyanさんのトークです。
まずはサービス概要の説明からです。wonderfl.
続いてシステム構成の話へ。両方共Amazon EC2で動いていて、Web&Appサーバ1台、DBサーバ1台という構成だそうです。それに加えてwonderfl.
アプリケーションはCatalyst, DBIx::ClassでObject::Containerベースで、ViewはTemplate-Toolkitを用いていて設定はYAMLベースとのことです。またdaemonプロセスとしてはセッション情報や閲覧頻度の高いコンテンツをキャッシュするためにmemcachedを、AS3のコンパイルやキャプチャ取得など重い処理をバックグラウンドで行うためにgearmanを用いているそうです。
Webサーバは当初lighttpd + fcgiで動いていたそうですが、再起動時などに苦労することが多かったので、Plack & Server::Starter導入を経て現在はnginx + Starletとなっているそうです。これによる設定変更してもダウンタイムなしで変更できるようになり、安定して運用出来るようになった人のことです。
認証の面では自前で作りこまずにOpenID、OAuthを利用しています。当初は別OpenIDだと別アカウントになっていたそうですが、UserテーブルとUserAuthテーブルを用意して1対多で紐付けすることにより、異なるOpenIDでログインしてもwonderfl.
今後の展望として、Template-ToolkitからXslateへの移行や、wonderfl.