2012年4月13日、
今回のテーマは
開催形式は3部構成で、
| 司会 | CROOZLabs株式会社 研究所 所長 代表取締役社長 小俣 泰明 |
|---|
| 第一部 | |
|---|---|
| CROOZ株式会社 渡邉 真人 | jQuery MobileではじめるWebアプリ開発 |
| 株式会社ディー・ 紀平 拓男 | ExGame/ |
| 株式会社カヤック 比留間 和也 | 最新事例に見るHTML5でつくるアプリの可能性 |
| 株式会社サイバーエージェント 原 一成 | |
| 第二部 | |
|---|---|
| 司会 | 小俣 泰明 |
| Web | 渡邉 真人、 |
| ネイティブ | 原 一成、 |
以下、
jQuery MobileではじめるWebアプリ開発
トップバッターとして、
渡邉さんと言えば、
そもそもjQuery Mobileはタッチデバイス向けのUIフレームワークということもあり、
内容に関しては、
サンプルアプリケーションとして、
当日の資料は以下にて公開中です。
- jQuery MobileではじめるWebアプリ開発
- URL:http://
msto. jp/ th2/
ExGame/ngCore HTML5開発者が伝える、HTML5でアプリに迫る手法
株式会社ディー・
紀平さんといえばExGameの開発者としても有名です。
講演の自己紹介では
まず、
ただ、
- 3D
サービスとしてWebアプリケーションを開発する上では、
WebGLが一般的に利用しているブラウザではサポートされていなく利用することができない。一方、 ネイティブアプリケーションなどでハードウェア資源を最大限に使った3Dアプリケーションは美しい。この点については諦めも大切である。 - 音楽
特にiPhoneでは音楽の制限が厳しい。ブラウザ上から音楽ファイルを再生する際にiTunesが起動してしまったり、
2つの音源を同時に再生する (たとえばクロスフェード再生など) のは現状では厳しい。これらについては制約が外れるのを待ちたい。 - 速度
(※) 主にレンダリングの速度の問題。ネイティブアプリケーションと比べると差がつく。
- ※ この点に関して、
現状では 「制限された中で最善」 を模索することを提案していました。 - 互換性
たとえばネイティブの開発言語として、
AndroidではJava、 iPhoneではObjective-Cなどを採用した場合、 当然ながら互換性がない。Adobe AIR、 Unityなどで開発すれば互換性が保たれる部分もあるが、 Webアプリケーションであれば、 キャンバス要素にさえそって開発していれば互換性が保てる部分は大きい。 - 開発効率
上記の互換性に加え、
今までのHTML+CSS+JSの延長としてとらえることができ、 ノウハウの流用、 スキルセットが活用、 豊富なライブラリなどがあげられる。また、 現状のアプリケーションの大部分がHTML5で作成されているなど、 シェアの観点からも有利である。 - インストールについて
ユーザ視点から見ても、
インストールベースのネイティブアプリケーションの場合、 すぐにプレイする事ができない事や、 アップデートの度に再ダウンロードなど不利な点が残る。Webアプリケーションの場合そのような心配はない。
一方、
最後に、
- 描画速度
- フラッシュと同様
- 通信環境問題
- HTML5はアプリケーションキャッシュがあるので、
上手く活用して圏外問題を回避。 - データ
- ローカルストレージを活用する。
- HTML5で作成したサンプルゲーム
(iPhone用) - URL:http://
nmi. jp/ ds - URL:http://
nmi. jp/ th - 紀平さんの作品のgithub
- URL:http://
github. com/ tkihira
最新事例に見るHTML5でつくるアプリの可能性
株式会社カヤックの比留間 和也さんより、
ご自身の経験として、
実際にどのようにリッチ化してきているか、
iPhoneをターゲットにした事例では、
「広告」
- インストール不要
- ブラウザのみの互換性
- アップデートが楽
- シェアリング
(口コミ) がやりやすい
最後に
またおまけデモとして、
- jsdo.
it WebSocket Controller - URL:http://
jsdo. it/ controller - 当日資料:最新事例に見るHTML5でつくるアプリの可能性
- URL:http://
www. slideshare. net/ hirumakazuya/ html5-12539670
Native × Web でいいとこどり開発 ~ピグトーク
株式会社サイバーエージェントからは原 一成さんより、
最初に、
もともとPC版のアメーバピグはFlashで動いているという現状から、
開発当初はピグの洋服を着せるところから始まり、
さらにスマートフォン版のアメーバピグに対して次々と機能追加の要件が発生、
そこで、
- アプリとして出す以上スムーズさが大切
- Webアプリケーション部分は表示に専念
- ネイティブアプリケーション部分は処理、
トランジッションに専念させる
上記のように分担した結果、
実際にはパフォーマンスを担保するためにWebアプリケーションからネイティブ部分を採用していくなどといった活動は試行錯誤の連続で苦労があったようでが、
第二部
第二部は司会を引き続きCROOZ小俣氏が担当し、
- Web、
ネイティブアプリケーション双方でのメリットデメリット Webアプリケーションは互換性、
開発効率、 インストール不要という切り口で始まりましたが、 ネイティブアプリケーションでもUnityやngCoreなどの変換できる技術があれば、 互換性、 汎用性を保つことができるといった具合に、 ネイティブ側では目的に応じて開発言語、 環境を工夫すれば吸収できると意見がありました。
開発効率部分では、
さいごに
今回は、
次回は6月開催ということですので、
- テクヒルズFacebookファンページ
- URL:http://
www. facebook. com/ motionology - テックヒルズ公式サイト
- URL:http://
crooz. co. jp/ techhills/
