レポート

第2回を迎えた「察知人間コンテスト」~最終選考&授賞式レポート~

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賞金100万円! 第2回のグランプリ受賞者は!?

6チームのプレゼン終了後,最終審査が行われました。その結果,グランプリは,秋山裕志氏の「乗っ取りカメラ」に決定しました。準グランプリにはチームM.Labの「てづくりARすごろく♪⁠⁠,特別賞には弘田月彦氏の「折り紙AR⁠⁠,田中雅也氏の「音色カメラ⁠⁠,H.P.s.b.Iの「Trap Hole Drawing Game」がそれぞれ受賞しました。

授賞式の様子

授賞式の様子

各賞の授与が行われ,グランプリを受賞した「乗っ取りカメラ」について川田氏は「二次審査のときに可視化されていなかったのが,デモとして動いていたことに努力を感じました。アプリとしても,いろいろな使い方が考えられ,これからの広がりが期待できるということも含めて,素晴らしいアイデアだと思いました」とコメントしました。

川田氏

川田氏

準グランプリを受賞した「てづくりARすごろく♪」について,阿部氏は「全体的に二次審査の際に見たものよりもクオリティが上がっていて,マーカーひとつとっても可愛くなっていたり音が入っていたりと,そういうところが評価されました。また,プレゼンで流れた実際に使って遊んでいる映像も良く,ワークショップなどで使えるキットとして成立しています。その完成度の高さも高評価でした。そして何より,二次審査からの3週間ほどでここまでのクオリティに持ってきたことがすごいと思います」とコメントしました。

阿部氏

阿部氏

特別賞の「折り紙AR」について鴨志田氏は,⁠二次審査のときから完成度が高かった。ARの技術を使って,一歩進んだアプリのイメージがありました。SATCHの技術をふんだんに使ってもらっていますし,今後にも期待したい」と述べました。また「音色カメラ」について馮氏は,⁠ARが拡張する『感覚』の中で,映像だけでなく音という概念を合わせたことは,二次審査のときも評価されていました。音の色のイメージは人それぞれ持っていると思いますので,使う人によって楽しみ方も変わり,可能性があると思いました」と述べました。

鴨志田氏

鴨志田氏

馮氏

馮氏

そして「Trap Hole Drawing Game」について山根氏は,⁠企画書の段階から大好きなアプリでした。とくに,現実と画面上のことが生理的にイヤーな感じにマッチしているところが良かったです(笑⁠⁠。今後はゲームとしての作り込みに期待したいと思います」とコメントしました。

山根氏

山根氏

続いて,受賞者からの一言がありました。⁠てづくりARすごろく♪」を制作したチームM.Labは,⁠このようなアプリを作れたのはSATCH SDKを提供していただけたおかげだと思います。私でも使いやすく,作りやすいものでした。ありがとうございました」⁠古賀氏⁠⁠,⁠ありがとうございました。二次審査の後にいろいろな人にデモやテストなど協力していただきました。そういう方たちの協力あっての準グランプリだと思います」⁠勅使瓦氏⁠⁠。

準グランプリのチームM.Lab

準グランプリのチームM.Lab

また「乗っ取りカメラ」を制作した秋山裕志氏は,⁠順番が最後だったので,他の方のデモやプレゼン資料のクオリティの高さに心が折れていたけど(笑⁠⁠,グランプリをいただけて良かった。アプリはなんとなく『こんなことができたらおもしろいな』という思いで作っていました。それを評価いただき,おもしろいと言っていただけたことが,すごく嬉しいです」と述べました。

グランプリを受賞した秋山裕志氏

グランプリを受賞した秋山裕志氏

鴨志田氏はコンテストを総括して,⁠今回で2回目になりますが,第1回目に比べてクオリティもさることながら,発想がすごく広がっている印象を受けました。最近,いろいろなメーカーがARを使ってキャンペーンなどを展開していますが,今回選ばれた皆さん,アイデアを含めて幅や発想の広がりを感じました。審査をやっていて,グランプリなど『事業化できないの?』というお話をいただいたりと,ARがより身近な技術になってきていると感じる今回のコンテストでした。KDDIもますますSATCHを盛り上げていきたい。今後ともよろしくお願いします」と述べました。

鴨志田氏と,受賞した皆さん

鴨志田氏と,受賞した皆さん

発表者,審査員,集合写真

発表者,審査員,集合写真

コンテストの終了後には懇親会が開催されました。審査員,最終審査を戦った方々,関係者などが名刺を交換し,ARについて熱く楽しく語り合う姿が見られました。また懇親会では「乗っ取りカメラ」⁠モアイどこ置く?」の秋山夫妻が感想を聞かれ,旦那さんは「このコンテストを知ったのは,技術評論社Webサイトの『100万円』というバナーでした。アイデアのみでOKだったので,とりあえず応募しました。一次審査を通って,あわててアプリやSATCHの勉強をしました。ここまでがんばってきましたが,グランプリをいただけて良かった。ありがとうございました」とコメントしました。

懇親会の模様

懇親会の模様

奥様は「最終審査まで残れるとは思っていませんでした。場を盛り上げられるアプリになったらいいなと考えていたので,盛り上がってもらえたので成功かなと思います。まさか2人で残れるとは思わなかったのですが,良かったです」とコメントしました。最後に川田氏は「とても良いコンテストだと思います。次もぜひやりたいですね。見れば絶対におもしろいですから,次回はアプローチも工夫して盛り上げていきたいと思います。ARをおもしろいと思ってくれた方も引き続き楽しんで欲しい」と述べ,締めくくりました。

秋山夫妻のコメント

秋山夫妻のコメント