昨年に引き続き,
序文
会場はApple本社
今年もみなさまご存知のシリコンバレーはCupertinoのApple本社であるInfinite Loop Oneの,
前回と同じく,
OpenPrintingとPWG(Printer Working Group)
OpenPrintingはLinuxの普及,
PWG
両者それぞれに電話会議やFace to Face Meetingを行っているのですが,
本レポートについて
なお本レポートはあくまでも一参加者である筆者が議論を聞きとって書いたものであり,
以下,
前提:なぜ今印刷なのか?
印刷について語るたびに,
- 「印刷なんてレガシーな技術でつまらない」
- 「どうせ印刷なんて収束していく技術だ」
- 「プリンタベンダーとOSベンダーにまかせておけばいいだろう」
たしかに,
しかし,
では一般の技術者は印刷に無関心でいいのでしょうか? いいえ。それは違います。
たとえば筆者の本業はSIerでありますが,
しかし,
また逆にすでにWebベース,
さて,
したがって,
- 注1)
- 会議室のiMacでPDFファイルを開き,
それを投影しながら, WebExで共有する (遠隔地からの参加者はそれを見る) というスタイルで行われました。これは昨年と同じです。 - 注2)
- 紙には
「電源がいらない」 「高い解像度」 「特殊インクや特殊用紙を用いたときの多彩な表現力」 「折りたたみなどができ持ち運びが容易」 「情報量とのトレードオフだが量を絞れば軽量」 といった利点があります。災害時や新興国ではこれらのメリットはより高く評価されるでしょう。