6回目となる今回は、高度な職業技術を教育する「深セン職業技術学院」を会場に、深センという街のパワーをそのまま感じさせるスケールでの展開でした。構内に入るないなや、正面校舎の壁に貼られた巨大バナーと今回のテーマである「MAKERS GO PRO」というメッセージが目に入り、前庭に飾られたマスコットオブジェや会場へ向かうアーチなど、本格的なディスプレイでイベントを盛り上げています。
今回は、電子工作モジュールの販売で知られる「スイッチサイエンス(写真左上)」、木製プログラミングロボット「PETS(写真右上))」、Maker Faire Tokyoで3Dプリンターとレーザー加工機で作った潜水ヘルメットからシャボン玉が飛び出す作品を展示したのがきっかけで今回招待されたという「お台場ダイバーズ(写真左下)」、DIY女子高生まんが「ホームセンターてんこ」を執筆されているまんが家とだ勝之さん(写真右下)以外にも、いろいろなブースが出展されていました。
来場者の多数は若い世代と家族連れ
会場には土日の2日間訪れましたが、深センは中国の中では比較的若い世代の人口が多いことと週末というのもあり、両日とも来場者は若い学生っぽい人たちや家族連ればかりという印象でした。子供の教育向けキットのブースも多く、子ども向けの体験型イベントもたくさんありましたが、日本で開催されているMaker Faire に比べると、これはすごい! という展示にはあまり出会えず、VRやAR、ゲームなどのコンテンツがらみの作品も少なかったような気がします。