理系なおねえさんはアリですか?―内田麻理香が聞いた理系な女性の理系な人生―

第1回 はじめまして,理系なおねえさんです。

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「理系なおねえさん」のイメージ,変えます

くどくどとした自己紹介が長くなりました。私は,一応は理系出身ですが,紆余曲折を経て,結局は「理系と文系」の間の仕事で食べています。途中では「本当に,理系に進学して良かったのだろうか?」という迷いもありました。でも,今では「理系で良かった」と確信しています。

さて,この企画のタイトルにもある「理系なおねえさん⁠⁠。皆さま,理系女子というとどのようなイメージを思い浮かべますか? 化粧っ気がない? クール? 理屈っぽい? どんな言葉にも,特定のステレオタイプがついて回るとは思うのですが,どうやら理系女子も特定のイメージが付着しているのではないでしょうか。

そして個人的に「寂しい」と思うのは「科学や理科が好きなんだけど,進学は文系に」と考えてしまう女子が少なくない,ということ。理系を選ぶと,将来の選択肢が狭まって見えてしまうようです。さらに「理系に行くと,娘の将来にとってよろしくないから,文系進学を勧める,という親御さんも多いとのこと。

ステレオタイプになった理系女子でネタにして遊ぶのは,それほど悪くないかもしれません。ただ,その「就職先がない」⁠研究者や技術者に以外に道がない」⁠恋愛・結婚しにくい」というステレオタイプ(あるんです,本当に!)によって,本来「理科や科学が好き」という人の進路に影響を与えてしまうのは,非常にもったいないと思うのです。

理系女子のダイバーシティ(多様性)を伝える

そこで,私は理系女子のダイバーシティ(多様性)をお伝えしたい,と考えました。本企画でご紹介する理系女子の皆さんは,それぞれ,枠にはまった生き方をしていません。⁠こんな生き方もアリなのか」と驚くことかと思います。そんな一筋縄ではいかない「理系なおねえさん」をご紹介していきます。

この「理系なおねえさん」カタログを見ているうちに,あなたの中の理系女子のイメージが変わるはず,です。若い人は憧れのおねえさんが見つかる……かも?

この企画を,

  • 「理系女子」候補の皆さま
  • 「理系女子」候補の親御さん
  • 既に「理系女子」の皆さま
  • 「理系女子」萌えの皆さま
  • 「理系女子」がいまいち苦手で,遠巻きに見ている皆さま

に楽しんでいただけたらな,と願っています。

では,次回からスタートです!

(イラスト 高世えり子)

アンケート&エピソードを募集中です!

皆さんの周りの理系なおねえさんに関する,アンケート&エピソードを募集中です! みなさん,ご協力いただければ幸いです。

著者プロフィール

内田麻理香(うちだまりか)

サイエンスコミュニケーター。東京大学工学部広報室特任研究員/東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程1年。身近な科学を伝えるために各種媒体で活動中。

URLhttp://www.kasoken.com/