Ubuntu Weekly Recipe

第381回 インプットメソッドの便利な機能

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

絵文字変換

Mozcでは絵文字の変換ができます。Mozcの設定ツール(Mozcプロパティ)を開き,⁠辞書]タブの[Unicode 6 絵文字変換]にチェックが入っていることを確認してください。もし入っていない場合はチェックを入れてください図5)⁠ただしUbuntu 14.04 LTSの場合はttf-ancient-fontsパッケージをインストールする必要があります。14.10以降であればデフォルトでインストールされるttf-ancient-fonts-symbolaパッケージに含まれています図6)⁠

図5 ⁠Unicode 6 絵文字変換]にチェックを入れる。あるいはチェックが入っていることを確認する

図5 [Unicode 6 絵文字変換]にチェックを入れる。あるいはチェックが入っていることを確認する

図6 絵文字の変換例

図6 絵文字の変換例

Fcitxのクリップボード機能

Fcitxのクリップボード機能については第297回で取り上げましたが,ずいぶん前のことなので今一度取り上げます。クリップボードの機能拡張については,ParcelliteやClipitなど専用のアプリケーションを使うのがお勧めですが,そこまで本格的ではなくてもちょっとしたクリップボードの履歴が欲しいという場合には,Fcitxのクリップボード機能は便利です。Fcitxの設定の[アドオン]タブに[Clipboard]があるので,これをダブルクリックすると設定画面を表示します図7)⁠デフォルトではクリップボードの履歴は5個表示され,表示のためのショートカットはCtrl+;です。

図7 クリップボードアドオンの設定を確認する

図7 クリップボードアドオンの設定を確認する

IBusのプロパティパネルの表示時間

IBusのプロパティパネルの表示は,非表示と一定時間表示(自動的に隠す)と常に表示の3パターンが選択できますが,一定時間表示にした場合はその表示時間を変更することができます。ただし,設定画面からは変更できないので,まずはdconf-editorパッケージをインストールしてください。⁠desktop][ibus][panel]を開くと,⁠auto-hide-timeout]という名前があります。これの値が[10000]になっていますが,下の説明にもあるとおりミリ秒なので,つまりは10秒です。表示時間を変更したい場合は,この値を変更すればいいというわけです。ちなみにコマンドで確認や変更をしたい場合は,

$ gsettings get org.freedesktop.ibus.panel auto-hide-timeout

で現在の設定を表示し,

$ gsettings set org.freedesktop.ibus.panel auto-hide-timeout 15000

で変更できます。これだと15秒になります。

図8 dconf-editorで値を確認または変更する

図8 dconf-editorで値を確認または変更する

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバー。Ubuntu Japanese Teamではパッケージングなどを担当。ほかには日本語入力関連やOpenOffice.org日本ユーザー会コミッティも兼任。

コメント

コメントの記入