Software TechnologyシリーズすぐわかるPerl

[表紙]すぐわかるPerl

紙版発売

A5判/340ページ

定価2,618円(本体2,380円+税10%)

ISBN 4-7741-0817-0

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書籍の概要

この本の概要

コンピュータ初心者,そしてプログラミング初心者にもとっかかり易く,実用的なプログラムが書けてしまうのが「Perl」の必要最小限の「これだけの知識でも結構使える」という基礎的知識を紹介しています。初心者もすぐにトライできます。

こんな方におすすめ

  • Perlプログラミングを学びたい方
  • Unixユーザの方

目次

第1章 最初の一歩

  • 〜プログラムの作成と実行〜
  • 1.1 Perlは入っているか?
  • 1.2 あなたのPerlのバージョンはいくつか?
  • 1.3 perlコマンドに命令を実行させる
  • 1.4 Perlコマンドをファイルに書く
  • 1.5 魔法の呪文!
  • 【コラム】管理者との付き合い方

第2章 電卓プログラムを作ろう

  • 〜式と計算,変数について〜
  • 2.1 プログラムのリサイクル
  • 2.2 printで遊んでみよう
  • 2.3 電卓プログラムの誕生
  • 2.4 演算子のまとめ
  • 2.5 電卓プログラムの進化〜中学編〜
  • 2.6 他にも便利な演算子がある
  • 2.7 代入式は値を持つ
  • 2.8 変数を駆使した計算
  • 2.7 変数のスペルミスを防ぐには
  • 2.8 文字列も変数に入る
  • 2.9 謎の値undef
  • 2.10 スカラーという言葉を覚えておこう
  • 【コラム】プロトタイプ/プロトタイピング

第3章 ちょっと複雑な計算をしよう

  • 〜枝分かれと繰り返し〜
  • 3.1 二股に分かれるif
  • 3.2 3分裂以上したい場合のelsif
  • 3.3 「かつ(and)」と「または(or)」
  • 3.4 文字列としての比較
  • 3.5 ( ) の中身はなんでもよい
  • 3.6 繰り返しの基本while
  • 3.7 恐怖の無限ループ
  • 3.8 ifとwhileの複合技
  • 3.9 二重ループ
  • 3.10 紹介しきれなかった制御文
  • 3.11 やっぱりforは紹介しておこう
  • 【コラム】史上最大のバグ

第4章データをシリーズで一気に扱う

  • 〜配列とリスト〜
  • 4.1 たくさんのデータを扱うときには
  • 4.2 配列変数の作成
  • 4.3 ( ) を使ったリストと@配列名
  • 4.4 リストコンテキストとスカラーコンテキスト
  • 4.5 配列は勝手に伸び縮みする
  • 4.6 配列操作のいろいろ
  • 4.7 スライスと範囲演算子「..」
  • 4.8 配列を連続アクセスする「foreachループ」
  • 4.6 エラーメッセージを出して死ぬ「die」
  • 【コラム】コンピュータ用語と日常会話

第5章 プログラムにデータを渡す 〜引数〜

  • 5.1 プログラムに引数を渡すとは
  • 5.2 引数は配列
  • 5.3 決まった数の引数の利用
  • 5.4 エラーチェックをしてみよう
  • 5.5 無数の引数の利用
  • 5.6 めちゃめちゃ便利な「eval」
  • 5.7 文字列の置き換え
  • 【コラム】コンピュータの夜明け

第6章 テキストファイルを処理しよう

  • 〜文字列とファイルの処理〜
  • 6.1 ファイルへの出力
  • 6.2 フィルターは便利
  • 6.3 標準入力を読み込む<STDIN>
  • 6.4 謎の物体「$_」
  • 6.5 行番号を打ってみよう
  • 6.6 正規表現による検索
  • 6.7 その他の正規表現
  • 【コラム】コマンドラインの快楽

第7章 もっともっとテキスト処理

  • 〜正規表現による文書処理〜
  • 7.1 置換処理
  • 7.2 文字列の削除
  • 7.3 最大マッチと最小マッチ
  • 7.4 文字列の収集
  • 7.5 カッコを使った記憶
  • 7.6 パターンマッチの特殊変数
  • 7.7 1文字単位の置換にtr///
  • 7.8 演算子「=~」
  • 7.9 splitとjoin
  • 7.10 リストコンテキストの<STDIN>
  • 7.11 ユーザーのオリジナル関数
  • 7.12 ユーザーのオリジナルソート
  • 7.13 ダイヤモンド演算子<>
  • 【コラム】いじっぱりとコンピュータ

第8章 ディレクトリーの連続処理

  • 8.1 ディレクトリ内のファイルを一気に処理する
  • 8.2 ファイル名グロブ(glob)
  • 8.3 systemコマンド
  • 8.4 ディレクトリ内のファイル連続処理
  • 8.5 エラーチェックを入念に
  • 8.6 バッククォートでコマンドの結果を知る
  • 8.7 制御構造としてのand,or
  • 8.8 標準入出力以外のファイルの制御
  • 8.9 コマンドの入出力に入出力を切り替える
    • ★標準入出力以外のアクセスのまとめ
  • 8.7 ディレクトリのリカーシブ処理
  • 【コラム】美しいプログラミングの費用対効果

第9章 超簡単ランダムデータ検索

  • 〜ハッシュとdbm〜
  • 9.1 配列もデータベース
  • 9.2 配列からハッシュへ
  • 9.3 ハッシュの応用:売り上げ計算処理
  • 9.4 ちょっと横道:プログラムを書くプログラムとヒアドキュメント
  • 9.5 ハッシュの外部ファイル化:dbmデータベース
  • 9.6 dbmデータベースの検索
  • 9.7 dbmデータベースのメンテナンス:一覧
  • 9.8 dbmデータベースのメンテナンス:値の追加/編集
  • 9.9 dbmデータベースのメンテナンス:値の削除
  • 【コラム】Perlと構造化プログラミング

第10章 CGIプログラム入門

  • 10.1 CGIとは
  • 10.2 CGIを使うには
  • 10.3 簡易掲示板Web
  • 10.4 フォームを作る
  • 10.5 テスト用CGIプログラム
  • 10.6 掲示板CGIプログラム

付録A 日本語コードとPerlプログラミング

  • A.1 文字コード系のあれこれ
  • A.2 ASCII
  • A.3 JISコード
  • A.4 シフトJISコード
  • A.5 EUC
  • A.6 Unicode
  • A.7 コードをダンプするプログラム
  • A.8 Perlと文字コード
  • A.9 プログラムをEUCで書く
  • A.10 端末の表示もEUCにする
  • A.11 ファイルは,入力前にEUCに変換し,出力後にもとに戻す
  • A.12 CGIプログラムの日本語化
  • A.13 日本語化されたPerl「jperl」

付録B UNIXにPerlを入れてみよう!

  • B.1 Perlを入れるには
  • B.2 ファイルをゲットする
  • B.3 Configureとの対話
  • B.4 インストールの結果

付録C jperlのインストール

  • C.1 ファイルを入手してインストールする
  • C.2 インストール後にすること

付録D manを見よう!

  • D.1 manとは
  • D.2 インストール
  • D.3 コマンドラインで使う
  • D.4 Emacsから使う

付録E Windows用Perlを使ってみる

  • E.1 ファイルをゲットしよう
  • E.2 インストールしよう
  • E.3 Windows用Perlを使ってみよう
  • E.4 WindowsをUNIX風に使う

付録F MacPerlの使い方

  • F.1 ファイルのゲット
  • F.2 ファイルの展開とインストール
  • F.3 試してみよう
  • F.4 Dropletを作ろう(<> 編)
  • F.5 Dropletを作ろう(@ARGV編)
  • F.6 Perlプログラムのアプリケーション化
  • F.7 MacPerlとAppleScript
  • F.8 もっとMacっぽくしたい
  • F.9 MacをUNIX風に使う
  • 【参考文献】この本をあっという間に読み終えたら

著者プロフィール

深沢千尋(ふかざわちひろ)

汎用機の SE,フリーランスのプログラマーを経て,現在は技術翻訳/ローカリゼーションを行う会社に勤務し,ツールの開発,社内教育などに従事。

著書に『すぐわかる Perl』(技術評論社刊),『文字コード【超】研究』(ラトルズ刊)。モバイル関係の記事も数多い。