新しいExcel関数の教科書1 仕事で使える計算と関数の基礎
2006年12月2日紙版発売
大村あつし,尾崎裕子 著
B5変形判/200ページ
定価2,178円(本体1,980円+税10%)
ISBN 4-7741-2968-2
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書籍の概要
この本の概要
Execl関数を活用するための指南書三部作第一弾。Excelにおける「計算と関数」の最も基礎的な部分を,ただ関数の使い方を解説するだけではなく,Excelにおいてどのように関数が動作しているか,設定によってどう計算結果表示が変わるかなど,こと細かに解説。これからExcelを始めよう,関数を学ぼうとしている読者にとって,格好入門書となっています。
こんな方におすすめ
- これからExcelを始めたい人
- これからExcel関数について学んでみたいと考えている人
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- Excel関数を学んで仕事も効率アップ
- Microsoft Office Excelは,表計算ソフトと言われるように,数式や関数を内含する表を作成できる便利なアプリケーションソフトです。もちろん,すべての表に数式や関数が必要というわけではありませんが,知っていると知らないでは,その操作性がだいぶ違ってきます。
目次
第1章 計算式の基礎知識
- 1-1 計算式のしくみ
- セルの中身は自動的に判別される/計算式を入力すると結果が表示される/セルのしくみ
- 1-2 演算子の種類
- 演算子の種類/演算子の優先順位/計算の順番を指定する
- 1-3 計算式の入力
- セルの参照/計算式を入力する/値が変化すると結果も変わる
- 1-4 計算式のコピー
- オートフィルとは/オートフィルの操作/計算式は自動的に修正される
- 1-5 相対参照と絶対参照
- 相対参照とは/絶対参照とは/絶対参照の指定
- 1-6 計算式のエラー表示
- 計算が不可能な場合/式にエラーの可能性がある場合/エラー内容を確認する/エラーインジケータの表示を消すには
- 1-7 表示形式のしくみ
- 表示形式とは/[書式設定]ツールバーから表示形式を設定するには/[セルの書式設定]ダイアログボックスから表示形式を設定するには/表示形式の設定を解除するには
第2章関数式の基礎知識
- 2-1 関数のしくみ
- 関数とは
- 2-2 関数の書式
- 関数の書き方/引数とは
- 2-3 合計を求める
- 範囲を指定して合計を求める/縦横の合計を一度に求める/離れた場所にある値を合計する
- 2-4 平均を求める
- 平均を求める
- 2-5 関数の種類
- 関数の分類
- 2-6 関数の入力
- 関数の挿入
- 2-7 関数のネスト
- ネストとは/引数に関数を挿入する
第3章 知っておきたい基本的な関数
- 3-1 データの個数を数える
- いろいろなデータを数える/数値データの数を数える(COUNT関数)/種類に関係なくデータの数を数える(COUNTA関数)/空白のセルを数える(COUNTBLANK関数)/特定のデータを数える(COUNTIF関数)
- 3-2 ○番目のデータを求める
- 順位を指定して値を表示する/最大値・最小値を求める(MAX関数,MIN関数)/○番目に大きい値を表示する(LARGE関数)/○番目に小さい値を表示する(SMALL関数)
- 3-3 累計を求める
- SUM関数で累計を求める/4月の累計を求める/4月の累計をコピーする
- 3-4 3D集計で合計を求める
- 月別の表を1つにまとめる/[オートSUM]ボタンでSUM関数を入力する
- 3-5 表示データだけ計算する
- SUBTOTAL関数でできる計算(SUBTOTAL関数)
- 3-6 数値の端数を処理する
- 端数処理をする関数/位を指定して四捨五入・切り上げ・切り捨てを行う(ROUND関数,ROUNDUP関数,ROUNDDOWN関数)/小数点以下の切り捨てを行う(INT関数)
- 3-7 現在の日付と時刻を表示する
- パソコンの内蔵時計を表示する/今日の日付を表示する(TODAY関数)/現在の時刻を表示する(NOW関数)
- 3-8 曜日を表示する
- 関数で表示形式を指定する/日付の表示形式(TEXT関数)
- 3-9 順位を求める
- 順位を付ける順番/RANK関数の引数(RANK関数)
- 3-10 フリガナを自動表示する
- フリガナの情報を表示する/漢字の「読み」が表示される(PHONETIC関数)
- 3-11 ランダムな数字を表示する
- 0から1の乱数を表示するRAND関数/特定の範囲の乱数を表示するには(RAND関数,INT関数)
- 3-12 表に自動的に連番を表示する
- 行番号を取り出して利用する/ROW関数の引数(ROW関数)
第4章 実務に役立つ関数
- 4-1 場合によって処理を分けたい
- 2つのどちらかの処理を行う(IF関数)/3つのどれかの処理を行う/条件式の書き方/複数の条件に合っているかどうか調べる(AND関数,OR関数)
- 4-2 別の表から必要なデータを取り出したい1
- 検索値のデータを探す(VLOOKUP関数)/複数の表を切り替えてデータを探す(INDIRECT関数)/検索値がどの数値内にあるかを探す(VLOOKUP関数)
- 4-3 別の表から必要なデータを取り出したい2
- 行番号,列番号を調べる(MATCH関数)/行番号,列番号でデータを取り出す(INDEX関数)
- 4-4 日付や時刻を計算したい
- 日付データから年,月を取り出す(YEAR関数,MONTH関数,DAY関数)/年,月,日の数字を日付データにする(DATE関数)/指定した期間の年数や月数を表示する(DATEDIF関数)/月末の日付を表示する(EOMONTH関数)/土日を除いて計算する(WORKDAY関数)/時,分の数字を時刻データにする(TIME関数)
- 4-5 文字データを操作したい
- 指定した文字を別の文字に置き換える(SUBSTITUTE関数)/指定した文字を取り除く(SUBSTITUTE関数)/文字列に含まれるスペースを取り除く(SUBSTITUTE関数)/指定した位置に文字を挿入する(REPLACE関数,VALUE関数)/データの先頭から文字列を取り出す(LEFT関数,FIND関数)/データの末尾から文字を取り出す(RIGHT関数,LEN関数)/全角文字を半角文字に揃える(ASC関数)
- 4-6 重複データを探したい
- データを1つひとつ数える(COUNTIF関数)
- 4-7 データの頻度や分布を調べたい
- 最も多いデータを調べる(MODE関数)/データの分布を調べる(FRE
- QUENCY関数)
第5章 計算結果の見せ方
- 5-1 エラー表示を空白にする
- 計算結果がエラーかどうかを判断する関数(ISERROR関数)
- 5-2 計算結果に単位を付けて表示する
- 計算結果に単位の文字をつないで表示する(&演算子)
- 5-3 計算結果の0を表示しない
- 参照先が空白かどうかを判断する(ISBLANK関数)
- 5-4 0を「−」に変えて表示する
- 会計の表示形式を利用する
- 5-5 数値を漢数字で表示する
- 数値を自動的に漢数字にする(NUMBERSTRING関数)
- 5-6 数値を千単位の表示にする
- 1000未満を四捨五入し桁を省略する
- 5-7 数値を指定した桁に直して表示する
- 桁が足りない場合に0を表示する
- 5-8 値によって表示を変える
- 表示形式に条件を設定する
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