ITブッククラシックス 『システム管理者の眠れない夜』 ―ほんとうに価値のあるシステムを求めて
- 柳原秀基 著
 - 定価
 - 1,958円(本体1,780円+税10%)
 - 発売日
 - 2010.11.12[在庫なし]
 - 判型
 - 四六
 - 頁数
 - 376ページ
 - ISBN
 - 978-4-7741-4430-6
 
サポート情報
概要
10年前のITバブル絶頂期。その華やかな世界を縁の下から支える男達がいた――システム管理者である。Windows Server World誌(IDG発行・休刊)での人気連載をまとめた本書は、激烈なITの現場で血と涙を流したエンジニアから絶大な支持を受けベストセラーとなった。今回は当時の原稿をもとに著者が現代の視点で加筆。IT技術者の気概とは何かを再び問う。苦労を回顧しながら明日への力とするも良し、変わらぬ人の営みの有り様から新しい発見をするも良し。ITエンジニアの心意気を再びあなたに届けます!
関連情報
- 『システム管理者の眠れない』
&『暗黒のシステムインテグレーション』 - 2冊同時復刊に際して特別ページを設置しました。
URL:http://gihyo.jp/book/sp/2010/system 
こんな方にオススメ
- システム管理者
 - 情報システム室につとめる方
 - システムエンジニア
 
目次
これがシステム管理者の現場
- どうしてこんなにマシンが必要なんだ!
 - 最新が最適とは限らない
 - 意外とマッチする「システム」と「関西弁」
 - 〝死のロード.だったゴールデンウィーク
 - パニックになるな!! Y2K
 - 熱く燃えた〝夏のPC.
 - たかが停電、されど停電
 - 毎度おなじみの引っ越し騒動
 - ゴールデンウィークは観光地も職場も大渋滞
 - 暑さはシステム管理者の大敵
 - 平和ボケしたシステム管理者は要らない
 - 平等主義時代の終えん
 - ヒートアップする夏直前のシステム管理
 - 引きこもりはスキルダウン
 - システム管理者は危険物?
 
振り回されるユーザー対応
- 4月という季節
 - テロリストを撃て! システム管理者の飽くなき闘い
 - コンピュータウイルスに感染しないための〝予防接種.
 - お寒いユーザー事例││流血した猿回しのサル
 - 2000年問題狂詩曲(ラプソディ)
 - 電子メールで大わらわ
 - オオカミはこなかった!?
 - オヤジのアブラは嫌われる!!
 - メーリングリストで意見を出すにも部長のハンコが必要??
 - ケーブルが短くてプリンタが共有できない
 - 周辺機器のせいで気分はブルー
 - システム管理者春の歳時記
 - メーリングリスト考現学
 - 一つにまとまっているほうがやりやすい?
 
ITにとっての必要条件は「金」
- 企業情報システムの現場から考えるTCO削減の意味
 - 予算を認めさせるためにするべきこと
 - 効果を金額で出しなさい!?
 - 急な人事異動や組織変更はシステム管理者泣かせ
 - 思い切りのよさが好結果を生む
 - やっぱり「のぞみ」に乗りたい!!
 - システムを企画するのは楽じゃない
 - 「IT」と口にするだけでも恥ずかしい!?
 - リストラの余波に注意せよ 317
 - 年度末の人気者はIT 324
 - 時代が変わって人も変わる?
 - PCをどうやってゲットする?
 - 大切なのは「攻め」の姿勢
 - やっぱり現ナマがいい?
 - 上司に恵まれたい
 - 景気は悪いほうがよい?
 
プロフィール
柳原秀基
1956年生まれ。1980年代から国内機械製造メーカの社内情報システム構築にかかわる。Windows NTの初期から導入を進めてきた経験を基に、講演、雑誌記事の執筆、コミュニティ活動など多数。現在は大阪市立大学大学院創造都市研究科都市情報学専攻博士(後期)過程に学生として在籍しつつ複数の大学での非常勤講師、運用管理系ソフトウェアベンダへの助言、開発支援を行っている。研究分野は情報社会とリスクマネジメント。Microsoft MVPを連続受賞。