エンタープライズシステム クラウド活用の教科書
~スピードが活きる組織・開発チーム・エンジニア環境の作り方

[表紙]エンタープライズシステム クラウド活用の教科書 ~スピードが活きる組織・開発チーム・エンジニア環境の作り方

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A5判/336ページ

定価3,058円(本体2,780円+税10%)

ISBN 978-4-297-11155-7

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この本の概要

労働人口の減少をITシステムの活用による生産性の向上で補う傾向は今後も続く。それを補うため,現在各社はさまざまな手段で業務システムの効率化を模索している。クラウドに移行し,スピーディーにサービスを立ち上げることもそのひとつだが,いざやるとなると純粋に技術面以外での障害も多い。
本書は,銀行システムという,基幹系のなかの基幹系システムのクラウド化を現在進行系で推し進める著者が,これまでに直面し,克服してきたクラウド化に際しての課題や解決策を解説する。技術的な側面だけでなく,体制づくりからマネジメントで気をつけるべきこと,個々のエンジニアの環境づくりまで指針を示す。

こんな方におすすめ

  • 基幹業務系システムの開発に携わるエンジニア,大規模,基幹系システムでのクラウド活用に興味のあるエンジニア全般

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クラウド導入でビジネスを加速するために
働き方改革の名のもと,効率的な働き方の模索が続けられています。

著者プロフィール

南大輔(みなみだいすけ)

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社 インフラアーキテクト,クラウドチームマネージャ。
1978年生まれ。神奈川大卒。新卒後3年は下積み経験という位置づけでSIerに勤務。主にクラサバ系アプリケーションの実装を担当。データベースの知識をつけてから某大手証券のシステム部門に転職。当初は引き続きアプリケーション開発をしていたものの,トラブルを契機にアプリケーションのチューニングを担当。データベースを中心とするチューニング部隊を組成。その後社内クラウドの立ち上げとともに,インフラ部門にチューニングメンバーごと異動。社内クラウドのコンセプト,インフラ設計をおこなった。その後,三菱東京UFJ銀行(現,三菱UFJ銀行)に入行し,2016年より三菱UFJインフォメーションテクノロジーに出向。市場系システムを担当しつつ,標準化チームも運営。現在は標準化に加え,約100人のメンバーで行内のAWS開発を一手に引き受けつつ,全体アーキテクチャを検討している。