成果を生み出すためのSalesforce運用ガイド

[表紙]成果を生み出すためのSalesforce運用ガイド

紙版発売
電子版発売

A5判/256ページ

定価2,860円(本体2,600円+税10%)

ISBN 978-4-297-14159-2

電子版

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書籍の概要

この本の概要

CRM製品でトップシェアであるSalesforceは,国内でも導入企業が増え続けており,関連書籍がスタートアップ界隈を中心に人気を博しています。人材市場では,Salesforce管理関連の資格やスキルのキャリアの価値が高まり,注目度も上がり続けています。

今後も増え続けるSalesforce管理者ですが,実際は情シス,営業企画,営業アシスタント,経営企画,バックオフィス担当などが,SIerが導入したサービスを引き継ぐというかたちで管理者を兼務することが多く,SalesforceもITも営業改革も詳しくない人が,社内で何かのついでに任命されるのが現状です。そのうえ,管理者の仕事は日々の課題の改善,問い合わせ対応から,データの仕様変更,さらには経営改善へ向けての機能拡張など,多岐にわたります。

また,Salesforce管理の資格を取得していても,現場で活躍する管理者になれるとは限りません。自社の製品,営業,経営についての知識がなければ,本当に必要な機能や仕様がわからないからです。

本書はSalesforce管理者を対象に,現場で必要な知識というくくりで情報をまとめ,資格試験や公式の学習リソースからは学べない“実践編としての再入門書”です。システムを管理するためのTodoやHowを明らかにしつつ,最終的にはビジネスの企画に踏み込んだ「攻め」の管理者を目指します。

こんな方におすすめ

  • Salesforceの管理者
  • Salesforce 認定資格取得者で,これから仕事でSalesforceを使いたい方
  • Salesforceについて学びなおしたい方

本書のサンプル

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

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目次

第1部 Salesforceを学ぶ

第1章 Salesforceをとらえ直す

第2章 Salesforce学習の課題

第3章 Salesforceの学び方

第2部 現状の会社とビジネスについて考える

第4章 Salesforceの標準的なモデルをおさえる

第5章 会社のビジネスモデルとSalesforceの適応を考える

第3部 日々の業務を回せる管理者になる

第6章 定常的なSalesforce運用作業をいかに効率化できるか

第7章 重要な課題への対応と負債の抑制

第4部 ビジネスの変革を担う管理者になる

第8章 Salesforceシステムの未来の姿をイメージする

第9章 成長に向けた準備

著者プロフィール

佐伯葉介(さえきようすけ)

株式会社ユークリッド 代表取締役

約15年にわたってSalesforce業界にコミットし,ユーザとして,管理者として,ITコンサルタントとして,経営者として,あらゆるキャリアを経験してきたジェネラリスト。

直近数年は,過去の経験や知見を活かしてユーザ企業各社の管理者チームの立ち上げや伴走支援,ライフワークでの相談対応等に従事。ナレッジを基にX(旧Twitter)やnote,セミナー登壇などによる情報発信を行っている。

業界全体の構造的な課題について日々研究し,新しいアプローチを模索中。

<略歴>
SCSK株式会社にてSalesforce運用/保守事業の責任者として日本No.1CSチームの構築,株式会社フレクトにてHeroku No.1チーム責任者,当時先端技術であるIoT事業と製品の立ち上げを行う。

株式会社セールスフォース・ジャパンにて中小企業セグメント向けプリセールスとして主要製品にてトップの販売成績。

株式会社リゾルバ創業。Salesforce業界向けのコンサルファームとして活動を牽引し,2022年社長退任,2023年に売却。

現在は株式会社ユークリッドでの活動の側,支援先企業の経営顧問や社外役員などを務める。