新年あけましておめでとうございます。
本年も新春特別企画をお届けすることができ,
昨年はLibreOffice
また,
なお,
- ご注意
- 本稿で記述している日付はJSTであったりUTCであったり,
はたまたほかのタイムゾーンであったりするため, 最大で1日程度の差があることをご了承ください。また, 多数リンクがありますが, 中にはご覧になっている時点でリンク切れのものもあります。しかし, こちらもあらかじめご了承ください。そのほか, 行き交うメールの量が膨大すぎて全部に目を通せないため, 見落としているものもあるかもしれません。何かお気づきの点があればコメントいただけますと幸いです。
2012年のLibreOffice
リリース
昨年のLibOのリリースを表にまとめます。あくまでリリース版だけであり,
リリース日 | バージョン |
---|---|
1月16日 | 3. |
2月14日 | 3. |
3月15日 | 3. |
3月22日 | 3. |
4月5日 | 3. |
5月2日 | 3. |
5月30日 | 3. |
7月11日 | 3. |
8月8日 | 3. |
8月15日 | 3. |
8月29日 | 3. |
10月4日 | 3. |
10月18日 | 3. |
11月1日 | 3. |
12月5日 | 3. |
今となっては3.
The Document Foundationが財団に
LibreOfficeの母体であるThe Document Foundation
ライセンスの変更とAOOの機能の取り込み
5月末頃までに,
確かにAL2になるとAOOのソースコードが取り込めるようになるため,
AOOの機能を取り込み,
- ※1
- もちろん筆者は法律家ではないので,
解釈が間違っている可能性があります。
公的機関の資金提供によるOOXMLのサポート強化
一昨年の12月のことですが,
仕様書を読むとライセンスはAL2にすることが明言されているため,
これは
- ※2
- 言うまでもありませんが,
どちらもLibOの開発を行っている企業です。
LibreOfficeカンファレンス
「LibreOffice Conference 2012 Berlin」
2012年のApache OpenOffice
AOO 3. 4.0/ 3. 4.1
当初の予定からは遅れましたが
- ※3
- 当初は第一四半期リリース予定でした。
- ※4
- ただし改善は行われておらず,
Windows版インストーラーの不思議な文言は残ったままです。
Incubator Projectを卒業し, Top Level Project (TLP) へ
プロジェクト自体もIncubator Projectを卒業し,
- ※5
- 筆者はApacheのプロジェクトに関して明るくないのでよくわかりませんが,
どうもプロジェクトもプロダクトも正式名称は 『Apache OpenOffice (Incubating)』 だったようです。
インフラの移設
Oracleからのインフラの移設は一昨年中にはほぼ終わっていましたが,
- ※6
- ユーザー登録すると誰でも使えました。筆者もikuya@openoffice.
orgを使っていたことがあります。
Lotus SymphonyとAOO
IBMは1月18日にLotus Symphony 3.
もともとはAOO 3.
- ※7
- とはいえ,
Fix Packという不具合を修正したアップデートをリリースしており, 現在でもメンテナンスは継続しています。 - ※8
- とはいえ,
今のところSubversionでのバージョンは3. 5のままです。
IVSサポート
5月4日に最初のIVS
メンターのインタビュー
TLPになった今となっては旧聞に属する話ですが,