Software Design 2012年7月号
2012年6月18日紙版発売
B5判/176ページ
定価1,341円(本体1,219円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
エンジニアはなぜエディタにこだわるのか?
VimとEmacs
VimとEmacsはともにITエンジニアに愛用され続けているエディタですが,どちらも「使いこなせば便利だが,使いこなすまでが難しい」と言われます。本特集では各エディタの熟練者にVim/Emacsを使う利点,習熟するためのノウハウ,お勧めの機能などを紹介してもらいました。著者各人のエディタに対するこだわり満載でお届けします。
第2特集
ソフトウェア開発はセンバー・ファルシシムス!
もしも,新卒女子SEが『アジャイル』をマスターしたら
就職難のこの時代に,あこがれだったIT企業に入社したはいいけど,システムエンジニアになるのって難しい……。まだ入社して半年くらいで何もできない私に,アジャイル開発を推進しろって社命が下ってびっくり。そりゃぁ,某大手SIer企業でも導入をするってニュースが大々的に流れたけど,ウチで同じことをしなくてもいいんじゃないの?――って思っていたら,変な外人さんに遭遇してまさかのアジャイル道まっしぐら!
小説を読むようにアジャイルのエッセンスをお楽しみください。
一般記事
舞台裏から覗く
データセンターの作り方
さまざまなITサービスを享受し手放せない現代生活。そして3.11の震災以降,データセンターの役割がさらに注目を浴びています。本稿のPart1では,小規模なデータセンターの作り方を紹介しシステムの動向を探ります。そしてPart2では,Facebookが立ち上げたOpen Compute Projectなどによってわかってきた大規模データセンターの実態とトレンドを追いかけてみましょう。
一般記事
Ethernetのパケットを解剖!
「生」ネットワークプログラミング
【後編】パケットキャプチャの作り方
前号では,Linux socketによるネットワークデバイスのアクセス方法を説明しました。そこで述べたように,受信するパケットからある特定のプロトコルに対して送信処理を行う場合,キャプチャにはpcapライブラリを利用するのが一般的です。このpcapはもともとBPF(Berkeley Packet Filter)をベースとしているため,pcapのソースコードから一部分だけ流用したり,移植したりする場合にはBPFのしくみや振る舞いを知っておく必要があります。後編は,このBSD系でのパケットキャプチャを解説します。