Software Design 2013年6月号
2013年5月18日紙版発売
B5判/184ページ
定価1,341円(本体1,219円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
わかった人だけメキメキ上達
ちゃんとオブジェクト指向できていますか?
今,多くのソフトウェア製品やWebサービスは,オブジェクト指向をベースにしたプログラミング言語で開発されています。C++やJavaはもちろんオブジェクト指向を習得していることが必要ですが,いまやスクリプト言語もオブジェクト指向でプログラミングするのがごく当然になってきています。しかし,オブジェクト指向は,わかっているようでわからなかったり,いつまで経ってもマスターできなかったりすることもよくあります。
本特集は新年度を迎えるにあたり,そんな苦手意識を克服するには,どうしたらよいのか,その手がかりを紹介します。Part1ではJavaで基本を押さえ,Part2では全体像を振り返り,Part3では現場でどのように使われているのか確認し,Part4,Part5,Part6で実践的なコーディング方法を示します。初心者プログラマさんだけでなく,ベテランの皆さんにもお勧めします!
第2特集
研修じゃ教えてもらえない!?
あなたの知らないUNIXコマンドの使い方
入社から1ヵ月が経ち,そろそろITエンジニアとしての仕事が見えてきたころでしょうか。本特集はこれまでUNIX/Linux系のOSに触れたことがあまりない新人ITエンジニアさんに向け,今後の仕事で力強い味方となるUNIX/Linux系コマンドを紹介します。
与えられたGUIツールできっちり仕事をこなすことはもちろん大切です。しかし,コマンド操作にはGUI操作にはないメリットがたくさんあります。サーバやネットワークの管理・監視,そしてデスクトップ環境で,使い込むほど作業効率があがるコマンドを習得しましょう! かたわらにコマンドリファレンスの本を置き,本特集を読んでいただければ学習効果抜群です。
一般記事
春の嵐吹く,リアルタイム分散処理Storm
日々発生する大量なデータをリアルタイムに処理し続ける「ストリームデータ処理」に対するニーズが高まっています。同じビッグデータでもバッチ処理のHadoopとはまた違った解決方法が求められる分野です。本記事ではそのストリームデータ処理を実現するプロダクトとして,今,注目を集めている「Storm」について解説します。
一般記事
FBで生まれたビッグデータ分析ツール
HiveでHadoopを活用してみませんか!
上司より「ビッグデータを分析せよ!」と命じられていきなりHadoop環境を構築して,さて次に何をすべきか。また新たに勉強すべき知識が山ほどありそうです。そんなあなたに強い味方がいます。SQLライクにHadoopを扱うことができる「Hive(ハイブ)」です。本稿はその導入方法と使い方のエッセンスを紹介します。Hiveでビッグデータ分析を始めましょう!
一般記事
Ubuntu 13.04 “Raring Ringtail”
~新世代のUbuntuへの最初のマイルストーン~
Ubuntuにとって18回目のリリースにあたるUbuntu 13.04は,デスクトップやサーバ向けOSとしての変化は比較的おとなしいものとなりました。しかしそれは,タッチベースのデバイス向けOSとしての進化を推し進めている証でもあります。本稿では,2013年4月25日にリリースされたUbuntu 13.04“Raring Ringtail”の新機能と,今後のUbuntuの方向性について説明します。