Software Design 2014年2月号

[表紙]Software Design 2014年2月号

紙版発売

B5判/168ページ

定価1,341円(本体1,219円+税10%)

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第1特集
λ式からはじめませんか?
関数型プログラミング再入門

関数型プログラミング言語について,プログラマ・エンジニアが再注目しています。CPUのマルチコア・マルチスレッド化が進んでいるのに,既存の言語ではその機能を十分に活かせないからだと言われています。それがふたたび脚光を浴びている理由です。

関数型プログラミング言語は,スクリプト言語に慣れた目では,一見わかりにくい特殊な記述方法が多いので面くらいますが,一度その魅力に取り憑かれると,ファンになってしまうことが多いのです。誕生から数十年を経てもLispプログラマを名乗る方もたくさんいます。

本特集では,元祖Lispから,OCaml,Haskellへと解説を進め,Pythonでスクリプト言語の場合を考え,Erlangで実装例を知り,Java SE 8での関数型の導入の状況を押さえ,最後にRubyでの関数型を探求します。抽象度が高いプログラミング言語なのでいきなり習得するのは難しいですが,本特集を足がかりにして再入門してください。

第2特集
目利きによるトレンド予測
2014年IT業界はどうなるのか?

さあ,2014年が始まりました!
2013年はどうだったでしょうか。安倍内閣による政策によって景気は上向き傾向にあるそうですが,皆さんの感覚はいかがでしょう。2020年の東京オリンピック開催決定,富士山の世界文化遺産登録,4月からの消費税率8%決定,そしてたくさんの偉人がこの世を去りましたが,ダグラス・エンゲルバート氏が逝去されたのも昨年でした。

本特集では,2014年がエンジニアにとってどんな年になりそうかを,各分野で活躍するエンジニアの方々にそれぞれの視点で予測していただきました。どういったテクノロジに注目し,どんな意識を持って過ごすのか。どうぞ参考にしてください。

一般記事
たまには膝詰め・車座で語り合ってみませんか!
会社組織を活性化するスパイス「コンパ」

若い社員の「宴会離れ」は最近よく言われる話です。会社の飲み会に参加することは,個人の意思を妨げているとか,そうしたイベントに出ないと表明することが意識の高い若者であるような風潮すらあります。確かに個人の意思は大事です。しかし,問題はそこでしょうか。話し合いの場としての社内宴会「コンパ」を運用し,京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は効果を上げてきました。組織活性化の秘訣を同社常務取締役 松木憲一氏に伺いました。