Software Design 2016年8月号

[表紙]Software Design 2016年8月号

紙版発売
電子版発売

B5判/192ページ

定価1,342円(本体1,220円+税10%)

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電子版

第1特集
GitHubさいしょの一歩
はじめてのPull Requestから,チーム導入へ

自分が作ったソフトウェアをGitHubに公開する――ITエンジニアの間ではそんな文化が当たり前になりつつあります。しかし,成果物を公開することはGitHubの用途の一側面にすぎません。

公開されている他者のコードを修正し,その修正を取り込んでもらう「Pull Request」という機能を使って,複数のエンジニアが協力して1つのソフトウェアを作り上げる。それこそがGitHubの醍醐味ではないでしょうか。

ただ,このPull Requestが初心者には少々ハードルが高い。GitやGitHubを使いこなすには学ぶべきことは多いですが,まずはPull Requestを出せることを目標にしましょう。本特集で,はじめてのPull Requestを出す予行演習をしてみてください。

第2特集
案外知らなかった
YumとAPTのしくみと活用

Red Hat Enterprise LinuxやCentOSでは「Yum」,DebianやUbuntuなどでは「APT」によって容易にパッケージ管理ができます。簡便にアプリケーションやツールがインストールできるので,どんな動作をしているのかを意識せずにお使いの方も多いのではないでしょうか。

本特集では,この2つのパッケージ管理システムの背景やしくみ,そしてより実践的な管理方法について紹介します。

短期集中連載
乱数を使いこなす
【1】コンピュータと乱数

この連載ではシミュレーションやセキュリティ確保に欠かせない乱数に関する技術について紹介します。数回にわたる「コンピュータと乱数」「物理乱数ハードウェアを作る」「物理乱数をOSで使ってみる」というお話を通して,乱数はどう作り,どう使えばいいのかについて親しんでください。

一般記事
アプリケーションテストに時間がかかりすぎてませんか?
Ruby on Railsへの導入でわかったRRRSpecによる分散テストの効果

クックパッド株式会社が開発したオープンソースの分散テスト環境であるRRRSpec。本記事ではピクスタでの導入事例をベースに,RRRSpecの概要とその有効性,および環境構築や実運用時のポイントを説明します。