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- FreeBSDを1,000台管理する方法(6):チャーリー・
ルートからのメール FreeBSDでは1日に1回、
root宛てに2通のメールが届きます。1通はシステム診断の状況報告のメール、 もう1通はセキュリティ脆弱性に関するメールです。このメールはCharlie Rootというユーザからroot宛てに送られてきます。 Charlie Rootというのは、
FreeBSDの管理者ユーザであるrootのフルネームです。rootのパスワードエントリは 「root:*:0:0:Charlie &:/root:/bin/ sh」 のようになっています。&はユーザ名に置き換わりますので、 rootのフルネームは 「Charlie Root」 ということになります。なぜチャーリーなのかはよくわかりませんが、 ともかくチャーリー・ ルートがrootのフルネームになっています。 このメールですが、
実は何が書いてあるかよくわかっていない、 という方は少なくないようです。このメールを読めるようになると、 システムに関するさまざまな情報を素早く把握できるようになります。また中には、 そもそも 「Charlie Rootからのメール」 を受け取ったことがない、 という方もいらっしゃると思います。その場合、 /etc/ aliasesを編集していないなど、 そもそも設定をしていないのだと思います。 このあたりの設定やテクニック、
応用方法などを 「FreeBSDを1,000台管理する方法(6):チャーリー・ ルートからのメール」 として編纂し出版しました。電子書籍のみでの提供となります。 目次は次のとおりです。
- 数百台から数千台のFreeBSDサーバ
- チャーリー・
ルート(Chariteme Root)からのメール - システム診断メールが送信される仕組み cron(8)とperiodic(8)
- チャーリー・
ルートからのメールの内容 - チャーリー・
ルートからのメールの内容 セキュリティ編 - データ整理の基本戦略
- データ整理の基本戦術
- メールを複数のファイルへ分割する
- チャーリー・
ルートからのメールを自動処理する - チャーリー・
ルートからのメールを活用する
具体的にどのような仕組みで送信されてくるのか、
1,000台といったホストから送信されてくる大量のCharlie Rootメールはどうやって集計すればよいのか、 そうした話もまとめてあります。まだ、 同テーマについて第21回 FreeBSD勉強会でも発表します。興味がある方はこちらもご検討ください。 FreeBSD Weekly Topics Digital Editionは技術評論社が刊行する電子書籍シリーズです。ほぼ週刊でのペースで刊行し、
1つのテーマを複数回のトピックに分けて解説します。 第1弾は
「FreeBSDを1,000台管理する方法」 をテーマに全6回に分けて刊行しました。9月からは別のテーマのもとでコアに役立つ情報を提供していきます。 - FreeBSDを1,000台管理する方法
(1):管理ネットワークの構築と運用 GDP / Kindle - FreeBSDを1,000台管理する方法
(2):time(1)でソフトウェアの中身を調べる GDP / Kindle - FreeBSDを1,000台管理する方法
(3):実行中のプロセスの情報を知る GDP / Kindle - FreeBSDを1,000台管理する方法
(4):top(1)で実行中のシステムの情報を知る GDP / Kindle - FreeBSDを1,000台管理する方法
(5):iostat(8)でディスク性能とシステム負荷を調べる GDP / Kindle - FreeBSDを1,000台管理する方法
(6):チャーリー・ ルートからのメール GDP / Kindle