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2020年4月7日Linux 5.7の新機能 ―親プロセスとは異なるcgroupへのプロセス生成が可能に

3月29日(米国時間)「Linux 5.6」がリリースされ、現在は次期Linuxカーネル「Linux 5.7」のマージウインドウがオープン中だが、その大きなアップデートのひとつとして、プロセスを生成する際、親プロセスとは異なるコントロールグループ(cgroup)下に直接、プロセスを生成する機能がマージされることがほぼ確実となった。

[GIT PULL] cgroup changes for v5.7-rc1
Commits -torvalds /linux -GitHub

この機能はプロセス/スレッドを生成するシステムコール「clone3」を拡張したもので、カーネルメンテナーのChristian Braunerがメインで作業にあたっている。実装されればcgroup_threadgroup_rwsemのグローバルロックによるタスク/プロセスのマイグレーションコストを大幅に低減させることや、特殊な用途のcgroupを作成しやすくなることが期待できる。

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