Fedoraプロジェクトは9月29日(米国時間)、「Fedora 33 Beta」のリリースを発表した。カーネルにはLinux 5.8、デフォルトデスクトップ環境にはGNOME 3.38が実装されている。
- Announcing the release of Fedora 33 Beta -Fedora Magazine
Fedora 33における最大の変更点はデスクトップエディション(Fedora Workstation)におけるデフォルトファイルシステムがext4からBtrfsに変更されることだが、今回リリースされたベータ版においてもBtrfsがデフォルトとして実装されている。また、Fedora 33 BetaからIoTエディションとして「Fedora IoT」が正式に加わることになる。開発関連では、x86_64アーキテクチャに加えaarch64アーキテクチャでも.NET Coreがサポートされるほか、Python 2.6およびPython 3.4はFedora 33からサポートされなくなる。
Fedora 33の正式リリースは10月末の予定。