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2021年9月29日Fedora 35ベータ版が公開、正式リリースは10月末予定

Fedoraプロジェクトは9月28日(米国時間⁠⁠、10月末にリリース予定の「Fedora 35」のベータ版「Fedora 35 Beta」を公開した。Linuxカーネルは最新のLinux 5.14、デフォルトデスクトップ環境は9月23日にリリースされた「GNOME 41」を採用している。

Fedora Linux 35 Beta Release Announcement -Fedora Mailing-Lists

Fedora 35 BetaにはGNOME版のほか、KDE Plasmaを採用したイミュータブルデスクトップ「KDE Kinoite」が含まれている。また、Fedora 34ではマルチメディアフレームワークがPulseAudioからPipeWireにリプレースされたが、Fedora 35ではPipeWireのデフォルトセッションマネージャにWirePlumberが採用されることになっており、今回のベータ版にも反映されている。

用意されているエディションはデスクトップ版の「Fedora 35 Beta Workstation⁠⁠、サーバ版の「Fedora 35 Beta Server⁠⁠、IoT版の「Fedora 35 Beta IoT」の3種類で、このほかにKDE PlasmaやXfceなどGNOME以外のデスクトップに対応した「Fedora 35 Beta Spins⁠⁠、天文学やデザイン、セキュリティなど目的別に特化した「Fedora 35 Beta Labs⁠⁠、ARMデバイスに最適化された「Fedora 35 Beta ARM」もダウンロード可能になっている。

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