CentOSプロジェクトは11月16日(米国時間)、11月10日にリリースされた「Red Hat Enterprise Linux 8.5」をアップストリームとするCentOSの最新バージョン「CentOS Linux 8 version 2111」のリリースを発表した。RHEL 8.5で追加されたコンテナ関連のアップデートやOpenJDK 17のサポートなども本バージョンに含まれている。
- Announcing the latest release of CentOS Linux 8 (2111) -Blog.CentOS.org
CentOSプロジェクトは2021年12月31日をもってEOLとなることがすでに告知されているが、今回のリリースノートでもあらためてサポート終了の予定が変わらないことが強調されている。また、今回のリリースはあくまでも既存のバージョンのアップデートであり、ユーザに対しては「CentOS 8を本番環境で使わない」「12月31日までに別のOSに移行する計画をたてる」ことをあらためて求めている。