UDS-Q(4)
前回に引き続き、
- desktop-q-deprecate-language-selector:Language Selectorを作り直し、
もっと分かりやすく言語の設定が行えるようにしよう。GNOMEのものの流用でなく、 Ubuntu独自のものを作成しよう。 - desktop-q-awareness-of-userconfigs-in-upgrade:xorg.
confのような、 「アップグレード時にうかつに残っていると、 思わぬ副作用を引き起こす設定ファイル」 をきちんと処置できるようにしよう。アップグレード時に新しい設定ファイルを投下する必要があるのなら、 既存の設定ファイルと適切にマージできるようにしなくてはならない。こうした問題の起きうる設定ファイルのリストを作成し、 適切なアプローチを整理しよう。 - desktop-q-tv-control:Ubuntu TVはローカルネットワークから制御できるべきだ。どのような方法論が適切か検討してみよう。
- desktop-q-gnome-plans-review:Desktop環境において、
GNOMEのコンポーネントをどのように扱うのが適切か検討してみよう。
migration-assistantの除去
migration-assistantは、
しかし、
- 12.
10世代では、 migration-assitantはuniverseに落とす。また、 Desktop CDには含めない。 - migration-assistantは、
12. 04. 1以降、 12. 04系のDesktop CDからも削除する。
12.
12.10のkernel flavour
UDS後の議論を経て、
- i386環境の
「generic」 カーネル (PAE非対応) は12. 10ではサポートされない。 - i386環境の
「generic-pae」 カーネルは、 「generic」 (PAE対応) カーネルにリネームする。 - 「virtual」
フレーバーは 「generic」 フレーバーに統合する。
12.
なお、
Dell “Copper”
Dellから
DellがリリースしたのはPowerEdge C5000のARM搭載モデル、
ARMADA XPはUbuntu 12.
なお、
ちなみに、
構成上どうしてもラックマウントが前提となるため、
なお、
Full Circle Magazine #61
Ubuntuを中心にしたWebマガジン、
UWN#267
Ubuntu Weekly Newsletter #267がリリースされています。
その他のニュース
- AWS/
EC2を用いてArchive Rebuildサーバー群を作った話。 - AWSを扱うためのツールを、
Ubuntuパッケージを用いてセットアップする方法。 - AWS/
EC2上にLXCを用いてOpen vSwitch環境を構築する話。 - AWS/
EC2上に準備された、 ARMの擬似ネイティブ環境 (qemu-armを用いた仮想環境) が準備された話。補足はこちら。 - KVMサーバーを構築する話。
- 「Jupiter」
ユーティリティの話。Jupiterは画面の解像度や回転・ 省電力モードなどを簡単に切り替えられるユーティリティです。 - ecryptfsの暗号化パスワードを
「安全に」 保管できる 「zEscrow」 の話。サービス
今週のセキュリティアップデート
- usn-1450-1:Net-SNMP のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001691. html - Ubuntu 12.
04 LTS・ 11. 10・ 11. 04・ 10. 04 LTS・ 8. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-2141を修正します。 - SNMPdに対して外部からDoSが可能な問題がありました。
- 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
- usn-1451-1:OpenSSL のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001692. html - Ubuntu 12.
04 LTS・ 11. 10・ 11. 04・ 10. 04 LTS・ 8. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-0884, CVE-2012-2333を修正します。 - CMS(Cryptographic Message Syntax)とPKCS#7の実装上の問題により、
一部の秘匿されるべき情報が露出する問題と、 TLS1. 1・ 1. 2・ DTLS (CBC暗号化) を利用している際に生じるDoSへの対応です。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://
- usn-1452-1:Linux kernel のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001693. html - Ubuntu 11.
10用のアップデータがリリースされています。CVE-2012-1601, CVE-2012-2123を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるので、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
- usn-1453-1:Linux kernel (EC2) のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001694. html - Ubuntu 10.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2011-4086, CVE-2012-1601, CVE-2012-2123を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://
- usn-1454-1:Linux kernel のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001695. html - Ubuntu 8.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2011-4086を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。
- https://
- usn-1455-1:Linux kernel (Oneiric backport) のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2012-May/ 001696. html - Ubuntu 10.
04 LTS用の3. 0カーネルのアップデータがリリースされています。CVE-2012-1601, CVE-2012-2123を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるので、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://