UOS 14.06 (2)
先週に引き続き、
今回は
- working-with-juju-and-vagrant-together:JujuとVagrantを連携させて使う方法を検討してみよう。
- servercloud-u-databases:14.
10での標準データベース環境を検討しよう。MySQL5. 5か、 5. 6か、 あるいはそれ以外の派生実装を用いるか。そしてNoSQLのたぐいはどうするか。少なくとも5. 6はそろそろ実用になっているので、 デフォルトとして提供しても良いのではないだろうか? - servercloud-u-ceph:14.
10でのCephについて検討しよう。Calamariがそろそろ実用になりつつあるので投入できそうに思う。また、 14. 04のCephは非常に中途半端なバージョンでリリースされているため、 次の安定版に置き換える必要があるだろう。あわせて3. 13カーネルの調整も必要になるはずだ。また、 systemdへの移行に備えて、 Ubuntu版のCephをsystemdで動かせるように調整する必要もある。 - juju-and-bigdata:Jujuを用いて、
「ビッグデータ」 のための環境を簡単に準備できるようにしよう。 - ubuntu-server-plans-around-systemd:systemdへの移行にあたって、
Ubuntu Serverとして準備しないといけないことを整理してみよう。 - openstack-plans-for-1410:14.
10におけるOpenStackのバージョンその他の検討を行おう。タイミング的にはJunoが妥当だ。これを14. 10だけでなく、 14. 04も含めて適切な状態で取り込む必要がある。 - juju-core-roadmap:今後のJujuの目指すべき方向性について、
マーケティング面も含めて検討してみよう。また、 ローカル開発用に、 LXC上でもよりうまく動作する 必要があるので、これも検討しよう。 - making-the-ubuntu-server-even-more-awesome:Ubuntu Serverをより
「すごい」 ものにする方法を考えてみよう。たとえばSSDキャッシュをサポートするのはどうだろう。bcacheはuniverseに入っているし、 IS Teamがこれをブラッシュアップ中だ。また、 FusionIO製のカードをキャッシュとして使い、 超高速アクセスを実現することも良さそうだ。あと、 そろそろPuppetで利用するためのRubyの立ち位置や、 cgmanagerを正しく使えるようにする準備も必要だろう。scribeとmeteorを使えるようにしておく必要もありそうだ。 - simpler-charms-with-ansible:Ansibleを使ってJujuのCharmを書くことで、
モジュール単位での再利用性を高める工夫をしてみたデモと、 AnsibleでCharmを書くためのベストプラクティスをまとめてみた。
Ubuntu One Downloader
Canonicalが提供する、
サービス終了に伴う措置のうち、
ただし、

Ubuntu・

なお、
Ubuntu 13.10のEOL
Ubuntu 13.
現在のUbuntuの
現在も13.
なお、
UWN#373
Ubuntu Weekly Newsletter #373がリリースされています。
その他のニュース
- ネットワークの帯域を制限する方法。
- 最近話題の新メッセージングシステム、
YoをJujuのCharmから利用する方法。 - Microsoft OneDrive
(旧SkyDrive) を、 Ubuntuから利用するためのクライアントについて。 - Linux版が登場したCivillization Vが、
サマーセールで半額になっています。 - 「おかもち型クラウド」
としてお馴染みになりつつある、 The Orange Boxの内部図解。 - InteropでのCanonicalのプレゼンテーション。
今週のセキュリティアップデート
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002551. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 13. 10用のアップデータがリリースされています。CVE-2013-1068を修正します。 - Cinder環境で暗黙で利用されるsudo設定が適切でなく、
本来意図しない権限昇格を許す問題がありました。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002552. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-3801を修正します。 - Heatに保存されるテンプレートの保護が十分でなく、
他のテナントから閲覧できる瞬間が存在しました。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002553. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 13. 10・ 12. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-1533, CVE-2014-1538, CVE-2014-1541を修正します。 - Thunderbird 24.
6.0 のUbuntuパッケージ版です。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
Thunderbirdを再起動してください。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002554. html - Ubuntu 10.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-3144, CVE-2014-3145を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるので、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002555. html - Ubuntu 10.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-3144, CVE-2014-3145を修正します。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
システムを再起動してください。 - 備考:ABIの変更を伴いますので、
カーネルモジュールを自分でコンパイルしている場合は再コンパイルが必要です。カーネルモジュール関連のパッケージ (標準ではlinux-restricted-modules, linux-backport-modules, linux-ubuntu-modulesなど) は依存性により自動的にアップデートされるので、 通常はそのままアップデートの適用を行えば対応できます。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002557. html - Ubuntu 14.
04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-0247を修正します。 - VBAマクロに対するサンドボックス化が十分でなく、
悪意あるマクロが任意のプロセスを起動することが可能でした。 - 対処方法:アップデータを適用の上、
LibreOfficeを再起動してください。
- https://
lists. ubuntu. com/ archives/ ubuntu-security-announce/ 2014-June/ 002558. html - Ubuntu 14.
04 LTS・ 13. 10・ 12. 04 LTS・ 10. 04 LTS用のアップデータがリリースされています。CVE-2014-0185, CVE-2014-0237, CVE-2014-0238, CVE-2014-4049を修正します。 - 対処方法:通常の場合、
アップデータを適用することで問題を解決できます。