期日までに約束した内容を実現することは,
ソフトウェア開発は時間との戦い
仕事を遅らせるやっかいなコード
ソフトウェアにバグはつきものです。今までずっと動いていたプログラムが,
多くの不具合は,
やっかいなのは,
こういうやっかいな不具合を引き起こすプログラムには,
- メソッドが長い
- if文やfor文が入り組んでいる
- 変数への代入を繰り返している
こういうわかりにくいコードのまま,
泥沼に入り込む前にすること
長く複雑なコードを相手に格闘するのは,
読んでも意味がわからないコード,
とっちらかった部屋の中をあっちこっちひっかきまわして探し回るよりは,
次の4つのコード整理のテクニックは効果絶大です。
- 段落に分ける
(空白行を追加する) - 説明用の変数を導入する
- 説明用のメソッドを導入する
- ガード節で条件分岐を単純化する
もっとも簡単なコード整理は,
頭の中で,
変数を使いまわして代入を繰り返していたら,
段落に分け,
複雑なif文を分解整理する技
複雑なif文は,
処理の詳細をメソッドで隠ぺいすると複雑なif文の分岐の構造がはっきりしてきます。
if文の多くは,
リスト1 if-elseを早期リターンで書き換える
//if-elseを使った分岐処理
if(正常条件) {
正常時の処理();
} else {
例外時の処理()
}
//早期リターンを使った,if文の単純化
if(例外条件) {
例外時の処理();
return ;
}
正常処理();
基本はコード整理
やっかいなバグと戦う前に,
急がばまわれです。段落に分け,
複雑なコードのままで格闘するのは,