新学期である。入学,
本特集の最終回を飾る今回,
USBデバイスでFreeBSDを使う
フラッシュメモリやハードディスクなど,
- ※1)
- インテルのゴードン・
ムーア氏が40年も前に行った予言で, 「集積度は3年で4倍になる」 というもの。数値はともかく, 何度も 「壁」 が囁かれながら 「x年でn倍」 の右肩上がり成長が40年も持続したことは手放しに素晴しい。
ここで,
- 「Minimal」
でインストールした直後は257Mバイト - 「X-user」
でインストールした直後は596Mバイト - 筆者の最低限のLaTeX環境
(OpenOffice含まず) で1. 8Gバイト - 筆者のFreeBSD常用環境で6.
8Gバイト
などと,
これらと比較して,
- ソフトウェアの追加が可能
といった
- まったく普通の使い方でデータの書き込みができる※3
- 自分が常用している
「俺的環境」 を他人に丸ごとコピーしてあげられる
といった
- ※2)
- そういえばFreeBSDのLive File Systemもハードディスクを必要としない。
- ※3)
- FreeSBIEでもUSBデバイスを挿しておけば保存がきくのだが,
意識しないでよいという点で。
USBメモリでFreeBSD[インストール編]
!警告!
本記事で紹介するやり方は,
「あとで泣くのはあなたですから」
今回試したUSBストレージデバイスは,
- Transcend 4Gバイト USBフラッシュメモリ
- Kingmax 4Gバイト USBフラッシュメモリ
- Kingston 4Gバイト MicroSDカード + MicroSD USB2.
0アダプタ
と,
- Seagate 500Gバイト 2.
5" SATA HDD + センチュリーマイクロ USB 2. 0 アダプタ
である。
テストの母艦は筆者手持ちの2台のノートパソコン,F2
を押してBIOS設定画面を表示したところである。起動順位2番目に,
このように,
- ※4)
- 「できる」
と断言したいところなのだが, USB HDDとして認識していても起動が完了しないPCも存在するようだ。読者諸賢の 「動作レポート」 に期待である。
インストールは