前回に引き続き,
DLNAとは
DLNA
ただし,
- ※1
- WMP11まででは、独自のWindows Media Connectでほぼ同様のことが可能です。
- ※2
- もっとも、この連載をご覧の方は、Starter Editionを消してUbuntuをインストールしてしまうかもしれませんが。……きっとそうですよね?
UbuntuのDLNAサーバ
Ubuntuで使用できるDLNAサーバのフリーな実装はいくつかありますが,
- Coherence:サーバ機能を使うにはパッケージが足りない
- uShare:ID3タグやVorbisコメントなどのメタデータが表示できない
- GMediaServer:Ogg Vorbisが表示されない。長期間開発が止まっている
- FUPPES:パッケージが存在しない
- MediaTomb:同じコンテンツが複数表示される
ここで苦渋の決断を迫られるわけですが,
Mediatombのインストールと設定
リポジトリにパッケージが用意されているので,
$ sudo apt-get install mediatomb
基本的な設定は,
- 追加したいフォルダを表示してパス名の右端の+をクリックすると,
そのフォルダ全体が更新の対象となる - その右の○+をクリックすると,
更新頻度を指定できる - [Scan Mode]は[Inotify]にチェックを入れる。これで,
ファイルが置かれたら即座に更新される - [Initial Scan]は[Basic]でいいだろう
- [Recursive]にチェックを入れると,
そのフォルダより下のフォルダも再帰的に更新してくれる
- [Scan Mode]は[Inotify]にチェックを入れる。これで,
- [Database | Filesystem]の[Database]をクリックし,
追加されたものを確認する
WMP12で再生してみる
WMP12を起動すると,
- MP3:メタデータが文字化けする
- WMA:メタデータが読み取れず,
アーティスト名が[不明]となる - Ogg Vorbis:メタデータは表示されず,
そもそもWMPだと再生できない
もちろん,
- ※3
- もし表示されていなければ、デーモンの起動などを確認してみてください。