Ubuntu Weekly Recipe

第153回 LibreOfficeを使用する

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2.5 分

LibreOfficeのダウンロード

LibreOfficeのサイトからダウンロードしますが,RC2では非公式のDebianパッケージとなっています。これが今後もそうであり続けるのかはわかりませんが,ここでは⁠browse all the RC2 installation packages⁠をクリックして[deb]-[x86]とたどり,Linux_x86_install-deb_en-US.tar.gzとLinux_x86_langpack-deb_ja.tar.gzをダウンロードします。バージョンは変わった場合は,適宜読み替えてください。

余談ですが,Xubuntu10.10にはGigoloというアプリケーションがあります。[Applications]-[システム]-[Gigolo]で起動できます。これはUbuntuでいうところの[サーバへ接続]と同じ機能ですが,左端のアイコンをクリックして[サーバの接続]ダイアログを表示し,[サービスタイプ]を[Windows共有]にした場合,[サーバ]にSambaなどWindows共有が動いているマシンのホスト名を入力すると[共有]の横にある再読込アイコンが押せるようになります。これを押すと共有しているフォルダ名が表示されるため,目的のフォルダにアクセスしやすいです。これは[サーバへ接続]にはない機能で,ちょっとしたことですが便利だと思います。すでにダウンロードしてあり,NASなどに置いてある場合に活用してください。

図3 Gigoloでサーバ名を入力し,共有フォルダ名を取得したところ。あとは[接続]をクリックするだけだ

図3 Gigoloでサーバ名を入力し,共有フォルダ名を取得したところ。あとは[接続]をクリックするだけだ

LibreOfficeのインストール

ここでは,執筆時点で最新版の3.3RC2を使用していますが,おそらく3.3のリリース版やその後のバージョンでも大きくは変わらないと思われるので,適宜読み替えてください。

解凍も任意の方法でかまいません。アーカイブを選択した状態で右クリックすると[ここで展開]が表示されるので,これをクリックすると解凍されますし,コマンドラインで行う場合は次のとおりです。

$ tar xf LibO_3.3.0rc2_Linux_x86_install-deb_en-US.tar.gz
$ tar xf LibO_3.3.0rc2_Linux_x86_langpack-deb_ja.tar.gz

インストールは次のように行います。

$ cd LibO_3.3.0rc2_Linux_x86_install-deb_en-US/DEBS/
$ sudo dpkg -i *.deb
$ cd desktop-integration/
$ sudo dpkg -i *.deb
$ cd ../../../LibO_3.3.0rc2_Linux_x86_langpack-deb_ja/DEBS/
$ sudo dpkg -i *.deb

起動とフィードバックのお願い

起動は[Application]-[オフィス]から行います。

LibreOfficeはできたばかりで,筆者が翻訳を行う程度には人手不足です。そこで,ぜひ多くの方からのフィードバックをいただければと思います。メーリングリストが活動の場ですので,もしよろしければ登録してみてください。

図4 LibreOfficeを起動したところ。最初に起動したとき,確かにOpenOffice.orgではないと感慨深く思ってしまったのはここだけの話だ

図4 LibreOfficeを起動したところ。最初に起動したとき,確かにOpenOffice.orgではないと感慨深く思ってしまったのはここだけの話だ

追記

今回執筆している間に,LibreOfficeのPPAが公開されたようです。普通に使う場合はこちらでもいいかもしれません。しかし,問題の切り分けを簡単にするために,問題点をご指摘いただく際はオフィシャルなバイナリを使っていただけると助かります。

ただし,このPPAにあるLibreOfficeをインストールするとOpenOffice.orgが削除されるので,くれぐれもご注意ください。

著者プロフィール

あわしろいくや

Ubuntu Japanese Teamメンバーで,主として日本語入力関連を担当する。特定非営利活動法人OpenOffice.org日本ユーザー会。LibreOfficeにも若干関わっている。ほか,原稿執筆も少々。