今月半ばにあったCESで,
これはもともと昨年の10月末にマーク・
今回のレシピでは,
- 注1
- きれいなお姉さんによるCES会場のCanonicalブース紹介動画はこちら。
Ubuntu TVの構成
現在のUbuntu TVは以下のようなコンポーネントからなります。
- インターフェース:Unity
- 各種サービス:Lens
- TV視聴・
録画:MythTV - 再生バックエンド:GStreamer
- メタデータ管理:XBMC
インターフェースとしてUnityが採用されていますが,
ユーザーは,
ただし今のところ,
YouTubeのアイコンらしきものも存在しますが選択できない状態です。YouTube Lens自体は別途開発されているので,
同様に他の動画配信だけでなく,
- 注2
- TV Lensを選択するとBBCなどの番組表を取得・
表示してくれますが, 選択時に再生されるのはローカルにある~/Videos/ unity/ local/ epg/ epg. mkvというファイルです。
Ubuntu TVのインストール
Ubuntu TVはUnityをベースにしているため,
ただし,
今回はVirtualBox上の仮想マシンに,
ちなみに,
- 注3
- WEB UPD8ではビルド済みパッケージをPPAで公開しています。ただしパッケージ版は,
既存のUnity環境を強制的に置き換える形でインストールするため, 一度ログアウトすると再度ログインできなくなってしまいますので使用には注意が必要です。
ビルドとインストール
最初に,
- "Download Ubuntu TV’s code, its dependencies and compile it"
- "Download and compile the prototype Unity video lens system"
- "Set the formFactor D-Conf key to “tv”
" - "Prepare your environment"
上記以外については別途説明します。
build-depでは大量の開発用パッケージがインストールされるので,
動画ディレクトリの作成
Video Lensはライブラリとして~/Videosを使用します。最初から存在する"~/Video"でも"~/ビデオ"でもないので注意してください。
ここに以下のような4つのディレクトリを作成します。
- ~/Videos/
unity/ local/ featured - ~/Videos/
unity/ local/ rented - ~/Videos/
unity/ local/ purchased - ~/Videos/
unity/ local/ recorded
それぞれ上から順番に,
次に以下のコマンドで,
$ /usr/lib/unity-lens-video/create_tmb.sh ~/Videos/
このコマンドは動画1ファイルにつき,
なお,
- 注4
- 今回は動画のサンプルとして,
Blenderで生成されたSINTELとBig Buck BUNNYを使用しました。