今回はSnapsと並ぶ新しいパッケージの仕組みであるFlatpakの使用方法を紹介します。
SnapsとFlatpak
UbuntuというかCanonicalはUbuntu 16.
- ※1
- このテクノロジーをなんて呼ぶかは正直よくわかりません。もともとはSnappyとして知られていましたが,
今はこの呼び方はしないように見受けられ, このドキュメントでSnapsと呼んでいるので本稿でもそれに従いました。
Snapsは依存関係も含めて1つのパッケージに内包する,
新しいパッケージの仕組みとして,
FlatpakとSnapsの最大の違いは,
SnapsもFlatpakもクロスディストリビューションということで,
自分が使いたいアプリケーションの最新版がFlatpakで提供されるということは今後とも増えていくでしょう。
実行環境のインストール
Flatpakのパッケージは17.
Ubuntu 17.
$ sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/flatpak $ sudo apt update $ sudo apt upgrade
続けて実行環境をインストールします。
$ sudo apt install flatpak
完了後,
Flatpakパッケージのインストール
事前知識
Flatpakのパッケージをインストールする前に知っておくべきこととして,
よってまずはリポジトリを登録するところですが,
インストールするパッケージはLibreOfficeといいたいところですが,
FlatpakはコマンドラインでもGUIでもどちらでも運用できますので,
コマンド編
おおむねFlathubのサイトに書いてあるとおりですが,
$ flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://dl.flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
パスワード入力後,
インストールはFlathubのアプリケーション一覧の
$ flatpak install --from https://flathub.org/repo/appstream/com.github.fabiocolacio.marker.flatpakref
必要なランタイムをインストールするか質問されるので,