M5StickVはRISC-VベースのAIoT
M5StickVの概要
M5StickVはM5Stackが販売している,
M5StackはもともとスタッカブルなIoTデバイスであるM5Stackや,
- ※1
- RISC-Vは第505回でも紹介している,
オープン規格の新しい命令セットアーキテクチャです。最近ではSiPEEDが, 同じくK210搭載のボードをいくつか販売するなど, 比較的入手しやすくなってきました。
さらに親指大サイズの筐体の中にVGAサイズのイメージセンサーと135x240の小型液晶ディスプレイ,
M5StickVはスイッチサイエンスを始めとして国内のいくつもの店舗で入手可能です。当初の品薄感も少しずつ解消しているようですので,
35mmフィルムが入りそうなサイズのケースから,
- ※2
- あくまで学習データからの推論の結果としての
「人の顔」 です。M5StickVで 「人の顔」 として判断されなかったからといって 「こいつの正体は, 人ではないのでは?」 と思い悩む必要はありません。何もない壁に向けた時に突然 「顔」 として認識され, 白い枠が表示されたとしても, そこに何かいるわけではありません。たぶん。
電源を切るにはmicroSDカードスロットのある面のボタンを6秒以上押し続けてください。ちなみに満充電の場合は電源が切れずに再起動してしまうようです。多少放電してから電源を切ると良いでしょう。
ファームウェアのアップデート
M5StickVの初期ファームウェアは,
ファームウェアのアップデートはM5StickVのUSB Type-CポートとPCを接続して行います。データ通信・
GUI版・
シリアルポートの権限設定
Ubuntuからファームウェアをアップデートするには,
- ※3
- シリアルポートとudevの関係は第555回の3ページ目でも説明していますので,
詳しい仕組みはそちらを参照してください。
まず現在のユーザーをdialoutグループに追加します。
$ sudo usermod -a -G dialout $(whoami)
あとは一度ログインしなおせば,id
コマンドで確認してみてください。ちなみにdialoutグループに追加したあと,newgrp
コマンドを実行すると,
$ newgrp dialout
ただし大抵のLinuxディストリビューションでは,
ファームウェアのダウンロード
ファームウェアはM5StickV Quick StartのM5StickV_
」
ちなみに