プレゼンテーションツールと言えばImpress・
Pyhton/ GTK製のPDFプレゼンテーションツール 「Pympress」
Pympress自身はPython/
- 聴講者用・
発表者用の2種類のウィンドウ - タッチディスプレイ用のボタン
- ソフトウェアポインター
- 資料画面への書き込み
- 経過時間・
残り時間 - PDFの注釈
- Beamerが生成するノートページ
- VLCによる動画再生
- 設定ファイルによるレイアウト・
ショートカットのカスタマイズ
上記のように今風のプレゼンテーションツールの基本機能を一通り備えたインターフェースとなっています。
Impressのようなプレゼンテーション資料の作成ツールであれば,
- ※1
- とは言え
「PDFであればPympressで表示できる」 ため, ImpressでPDF出力してそれをPympressで利用してももちろんかまいません。用途や好みに応じてツールを切り替えられるのが, オープンでポータブルなフォーマットの利点です。
PDFであればGUIを備えた大抵のPCで表示可能です。よってマシントラブルが発生してもPDFさえコピーすれば,
- ※2
- X Window SystemやWaylandが動いていない環境でも,
フレームバッファーさえあればJFBViewで表示するという手もあります。もし代替機として外部ディスプレイ出力ができないマシンを持ち出してこられたらお手上げです。
このようなPDFで発表するユーザーにとって便利なツールとしてよく使われていたのが
- ※3
- この手のツールはコミット履歴等で開発の状況をある程度把握できるのですが,
impressiveについてはSubversionで管理している上に, ウェブビューも独自サーバー上のただのディレクトリ表示なので, どれくらいコントリビューターがいるかも含めて, よく確認できていません。
それに対してPympressは,
Pympressのインストール
PympressはUbuntu 20.
ただし気をつけなくてはいけないのは,
$ sudo apt install pympress gobject-introspection gir1.2-poppler-0.18
上記はデスクトップ版のUbuntuで確認しているものの,