Ubuntuはデスクトップ向け・
SnappyとかSnapとか言われてきたUbuntu Core
もともと
当時の
- ※1
- Snappyが登場した時点で
「Ubuntu Core」 という名前はすでに別の用途使われていました。当時のUbuntu Coreは 「最低限aptコマンドでパッケージをインストールできる, Ubuntuとしての最小のルートファイルシステム」 をアーカイブしたデータを意味していたのです。旧Ubuntu Coreは, 現在では 「Ubuntu Base」 という名前になって引き続き活用されています。
その後,
現在は次のように名前を使い分けているようです。
- Ubuntu Core:IoT向けにsnapベースで構築したUbuntuシステムの総称。ベースシステムのバージョンに合わせて
「Ubuntu Core 18 (UC18)」と表現することも。 - core18:ベースシステムのバージョン名であり,
システム自体のsnapパッケージでもある。Ubuntu 18. 04 LTSベースなら 「core18」, Ubuntu 20. 04 LTSベースなら 「core20」 となる。 - snap:Ubuntu Coreで採用されているパッケージ管理システムであり管理用のコマンド。
- snapd:snapパッケージを管理するデーモン。実質snapシステムの要石であり,
snapdさえ一貫性が保たれていたら, core18とcore20をひとつのシステムで共存させることも可能。 - Snap Store:snapパッケージの公式リポジトリ。独自ブランドのリポジトリを構築する方法も用意されている。
- snapcraft:snapパッケージをビルドするためのツールであり,
アプリ開発者向けのポータルサイト。
2020年12月時点での最新版はUbuntu 18.